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2013/07/28(日)
観たよ パキラ
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「風立ちぬ」。堀越物語ってんで、駿さんのミリフェチ全開なマニア向け作品になることを恐れてたんだ。だって、今までの映画で伝えたいことは全て語っちゃってるんだもん。
でもね、杞憂だった。職人技の映える、素晴しいファンタジー映画だったんだよ。アノ歳でこんなキレのあるコンテが切れるなんてね。やっぱ駿さんは別格でした。必要最小限に抑えられていたんだけど、ちゃんとミリタリーマニア垂涎のフェティッシュ描写もあったしね。
ただね。映画を通して駿さんからサヨナラを告げられた気がして、観終わったあとはただただ寂しかったな。しかもユーミンのアノ曲でしょ?〝俺の世界は、俺にしかわからないんだよ〟ってね。すごくカッコいい棄て台詞。
結局、物語ではナウシカやトトロを超えられなかったし、絵のクォリティーだってラピュタやもののけと比べりゃあ月とスッポン。後進が育ってないの目に余るほどだったけど。
この映画を理解して、この期に及んでジブリに宮崎アニメを求めるような方々は流石に居ないと思うけどね。今度こそ新しいジブリアニメが生まれるコトを願います。
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