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2014/02/06(木)
9回目のワイから2回目の君へ(長文、ネタバレ注意!) みくにP
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勿論、冗談やさかいな。気ィ悪ぅせんといてや。見た回数が多いほどえらい、なんて思っとりゃせんから。ほな、2月1日のを読んで思う所を山ほど。
確かに、TV版の方がエンターテイメントとして完成してたのは同感。輝きの向こう側=劇場版のクライマックスを期待しとったファンにはちょっと食い足りん内容やったわな。その点の評価は先の日記の通り。あと、「スクリーンに映る輝きをもっと見たかったな」ってのにも同意。そこにあった輝きは、残念ながらスクリーンから読み取らなきゃいけない輝きやったからね。
今回の劇場版の本編は輝き≠ノ至った765プロの面々がその先に行くための過程やったんやないかな、と。冒頭の劇中劇、あの超クオリティとタイトルバックまでがアイドルとしてある程度の位置まで行ったTV以降の765プロの現在。それ以降の本編が皆がそこから先に向かうための試行錯誤。で、ライブからEDテロップバックで輝きの向こう側へ≠フ可能性を示唆。こんな具合の構成やと思うんよ。
で、TV版の先へ向かうための成長を促すギミックがミリマス子ちゃん達。特に今回当て馬にされた可奈ちゃんと春香のやりとりなんんかはTV版とうまい具合に合わせ鏡になってたと思うで。リーダーって重圧とウダウダで一人だけTV版以前の位置に後退しそうになる春香を先へ導く765プロメンバーの使い方も絶妙やったかと。
確かに、予告では皆、映画に765プロの分かりやすいキラキラを皆期待してたと思うのよ。アニメが好きやった連中は特に。だからワイもファン向けとしては65点程度の評価。でもね、そんなライト層にもある程度の満足感を与える内容にしつつ、ゲームやって、ライブも行って……アニメ見てって。画面の隅々、セリフや仕草、BGMにまで言及しちゃうディープなPに訴えかける仕掛けをふんだんに施してるのには正直すごいと思った。見れば見るほどね。アケ、家庭用、アニメ、ライブ、ソーシャル。それぞれから入ったユーザーの、どの連中にもある程度納得してもらえるための配慮が目に付いて、回数を重ねるごとに泣けてくる。アニメからの7thを体験しちゃったゴリpon以下スタッフ陣の、7thを作り上げた皆へのお礼も含め。
今回の映画のいい所でもあり、悪い所。それはね、銀幕のアイドル達(物語も含め)はキラキラの原石なんやけど、それを輝かせるには観客の力、思い出ボムが必要な構成になってる所なんよね。興味があったらEDの「虹色ミラクル」の歌詞をじっくり見てみて欲しい。そこに、映画で描きたかったこれまでのアイマスとこれからのアイマスが見事に表現されてるから。
余談(以下、モリケンの感想への個別な応答)
を書こうと思ったんやけれども、ダラダラと長くなるし、興味ないヤツの目には鬱陶しいだけやろうから割愛。語りたい事は山ほどあるんで、オレはこう思ったけどそこんトコどうよ?ってのがあれば時間あるときにでも直接聞いてネ!イヤほど語るから(笑)
只、ただ一点だけご容赦 >あんだけウダウダした振り付けも、結局手を叩くだけという結末を迎えたしね。
確かにパッと見はそう見えるんやけれども。……ちゃうんや。あの練習の振りは「m@sterpiece」の振りやないんやモリケンはん。開幕での「m@sterpiece」からラストの集合写真。その行間に「GO MY WAY」があり、7thの諸々があり、ミニライブで失敗した「Music!」の進化版があり、まだ見ぬ「ラムネ色 青春」があり、「虹色ミラクル」があるんを妄想するんや。そして映画を見た俺らはその行間を補完するために埼玉へいかなアカン。せやけど、そんなんは妄想力豊かなPの自慰やさかいな。その意図を本編で分かりやすく表現できひんかったんは正直構成力不足やと思うわ。
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