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2006/02/01(水)
出産・・長いので気にしないで下さい(^_^;)
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私事ですが、娘が誕生しました。 母子とも無事でほっとしました。 妻がもともと喘息もちのため、念のため長崎の大学病院での出産でしたので、私もいろんな意味でどきどきしながら立会い・・・
ときどき、喘息が出そうな気配。妻は陣痛に苦しみながらも薬を飲みながら自分でコントロールを・・・。時間がたち陣痛が激しく短くなるにつれ、数時間前には痛みながらも「大丈夫」と笑顔を時折見せていたのもなくなり、しかし看護師さんが「力を抜いて。そしたら赤ちゃん早く生まれるよ。」との呼びかけに、一生懸命、息を整えようとし、力を抜こうとがんばる妻・・・。 やはり男はこんな時無力だな、と思いながら手を握り、腰をさするぐらい。家内が「あなたに近くにいてほしい・・・」と言ってくれたことが私にとってせめてもの救いでした・・・。
分娩室、想像以上の光景。「俺は立会いはせん!」と妻には言っていましたが、自然と妻について分娩室へ・・・。苦しみも最高潮に達している妻も、看護婦さんや先生の呼びかけに必死に指示を聞く。「イタイ、イタイ」と言いながらも、力いっぱいいきんだり、「少し休んで」と言われると、呼吸を整えたり・・・。 単純に(俺には無理だ・・・)と。 そこには、大学生の女の子も4名ほど研修で立会っていました。後ほど初めてだったと伺ったのですが、一応、基本的には、見学だったようです。しかし、その場にいると皆、頑張っている妻に対し、何もできないのわかっているけど、何かしなきゃ。と想ったようで、皆、出産の呼吸を合せてやってくれたり、妻がいきむ時に頭を支えてくれたり・・・。 将に私も同じ気持ち、彼女達と同じようにしていました。
赤ちゃんが生まれる前の数回のいきみは、とにかく今までどんなスポーツを観戦するよりも魂から「がんばれ」と言えたし、どんな時よりも、生命が力強くほとばしるような熱を感じた気がしました。そしてその先には、生命の誕生。一瞬時間が止まったように感じ、なんとも言えぬ空気がその場を支配しました。保育園という職業柄、子供が生まれるという事に、当然の現象と思えるだろうと想っていた自分でしたが、そこに、今までなかった(そりゃー妻のお腹にいたんだろうが)新しい人間が出現したことに、「ポカン」とした謎の気持ちが先にあり。その0.5秒後に、「うまくいったのか?やったのか?やったよな!!」と自分に問いかけ、その後看護婦さんに「かわいい赤ちゃんが生まれました、よかったねー」の言葉にうれしさと、安堵感と妻に対してよかったなーとの気持ちと、先生、看護婦さんありがとーと、かわいーと声を上げたり、涙してたりしていた学生さんにありがとー、良いもん見たよなーと想ったりと、沢山の思いが湧き上がりました。その中で一番強かったのが、妻にありがとうの気持ちと、学生さんが同じような気持ちで立ち会ってくれて、娘も幸せだと想ったことですかね。
足をバタバタ動かしながら看護婦さんに体を拭いてもらっている赤ちゃんを、力を振り絞り頭を上げ見、泣いている妻を見て、(あーハッピーエンド)と思っているのもつかのま・・・。胎盤とかを取り出サなければいけないようで、またもや施術。ここでも痛がる妻を見て、真剣に「ごめんよー、痛い思いさせて。俺のせいか!?」と本当に申し訳ない思いになっている自分がいました。この時は「立会いせんほうがよかった・・・」とおもいました。
しかし、総合的には、たちあって本当によかった。と
名前は「香瑠(カオル)」です。顔はこんな感じで、「パパ似ですねー」と皆に言われ、(ゆるせ娘よ)と。 香は妻の字を1文字とり、瑠は、園にいた、りくくん、るーちゃんの、るーちゃんの字をもらいました。だから、るーちゃんのように可愛くなりますように(祈願) る
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