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2006/03/31(金)
たんぽぽ園さようなら
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『たんぽぽ園』の移転のため、とんでもない喧騒の時を走ったこの２ヶ月。でも、久々に今日だけは、少しの時間、足を止め、考えながら、日記に本日の記録を打ち込みます。
しばらく、ホームページも更新できぬまま、時が過ぎ、いよいよ明日、新しい『たんぽぽ保育園』が始動します。
とにかく、４月１日のオープンに間に合わせるため、なかなか『たんぽぽ園』にかかわることもできず最後まで来てしまいました。
実際、今日もお別れのお友達や先生達とゆっくりかかわることもできませんでした。
・・・というか、なんだか寂しい思いがこみ上げているのをどこかごまかし、かくそうとしている自分に、今日気づきました。
夕方、『たんぽぽ園』は引越しのために、たくさんの荷物がまとめられ、見慣れた部屋の景色はがらんどうに変わったような感覚でした。別に不幸なことではないけれど、やっぱり寂しい気持ちが自分の大半を占めていました。
考えてみれば、３６５日欠かさずかよった『たんぽぽ園』。この中で色んなことを学びました。最初はなかなかうまくいかず、たくさんの問題を抱えていました。１年目、家族や、自分ひとりだけで、行事の準備を徹夜でしたり、職員にこぞって辞められたり、途中、経営が苦しくてだめかと思ったことも正直ありました。でも、そんな中、一人、また一人と良い保育士や保護者様と出会うことができ、１０年目を迎える明日、一つのステップアップをすることができます。（もし、たんぽぽ園裏歴史を聞きたい方は個人的に・・・）
特に、世間知らずだった自分には、よい社会勉強の場でした。
たくさんの子供たちと出会い、色んな先生に支えられ、何とかやってこれました。
ありがとうございます。色んなかかわってくれた人達。
そして今日は何より、ゆい先生、みき先生、やよい先生、まなみ先生、それぞれが中心になって、特にこの１年間『たんぽぽ園』が安全で楽しい場であれました。ありがとう。
正直一緒に、『たんぽぽ保育園』をまた盛り上げてほしかったけど、仕方がありません。あなたたちのＮＥＸＴステージで、これまでのたんぽぽ園での出会い、学んだこと、そして良い思い出、苦い思い出、すべて役に立ってくれるよう望んでいます。
がんばって下さいね。そして、良いそれぞれの○○になって下さい。みんなやれる人です。
話し戻りますが・・・言うまいと思っていましたが、寂しいからこそあえて、感謝と敬意をこめ言います。
「さようなら、そしてありがとう、たんぽぽ園」
まだ仕事が残っているので、これくらいで・・・
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