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2007/01/30(火)
おケツ出しても火事出すな
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「東国原知事」という字の並びだけを見ると、なんだかものすごく偉そうだ。あの石原都知事も かなわないくらい、押しが強そうな人物を想像する。 でもその実体は「そのまんま東」だ。新聞記事でいちいち「(そのまんま東)知事」とカッコ書きを つけなきゃいけないほど、イメージのギャップが激しいのだ。 ダマされた、とまではいかないが、なんともいえないモヤモヤを感じてしまうのは、宮崎県民 だけではないだろう。
そんな東国原知事のおケツを、僕は見てしまったことがある。 「鳥人間コンテスト」の前夜祭で、舞台に登った彼は誰に求められるわけでもなく、平然と おケツを出したのである。もう十何年も前の話だ。
十数年たつ間に「鳥人間コンテスト」は、ロマンあふれる少年の遊びから、いつしかスタミナ 勝負のスポーツに様変わりしてしまった。1キロ飛べば大騒ぎできたものが、今では10キロも 20キロも飛ぶことが前提になっている。
ひとつのイベントでさえ何回もやるうちに趣旨が変わるのだから、その前夜祭でおケツを 出していた一芸人が、思考を変えて県知事になるのもありえなくはないが…「地位が人を つくる」の言葉があるように、彼が本当に変わるのは、これからかもしれない。
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