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2008/12/09(火)
サヨナラ東京〜ヴェルディ篇
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野球でもサッカーでも、フロントがアホなところは絶望的に弱い。 (オリックスのように、たまたまなんとかなってしまったところもあるが) その良い例が、今季のベイスターズであり、ヴェルディではないか。
たしかに、名選手だから良い経営者になれるとは限らない、というヴェル ディの社長の言い分ももっともだ。しかしコストカットばかりでは、現場の 士気も下がる。そのうえスポーツの世界では、ファンに夢を与えることも 必要だ。そういう意味では、ラモス氏にもう少し権限を与えてもいいの ではないか。
もともとヴェルディの凋落は、ナベツネの余計な一言から始まった。 チーム名から企業名をはずす、はずさないでモメていた頃の話だ。
「カワサキじゃバイク屋みたいだな。名乗るならやっぱり"読売ヴェルディ"だろう」
これで川崎を追い出されて"東京ヴェルディ"を名乗ったものの、その頃には すでに"FC東京"があったので、イマイチ受け入れられずに今に至っている。
いっそのこと東京にこだわらず、サッカー空白地に移転すれば、低コスト でもやりやすくなるのではないか。とはいえ、今では空白地がどんどん 埋まってきている。いちばん歓迎を受けそうだった北陸にも、来年J2の チーム(カターレ富山)が誕生する。
…市場として有望なのは、福島か奈良ぐらいか。福島には前々からそう いう動きがあったので歓迎されるだろうし、奈良では近鉄をスポンサーに つければ当面の資金は安泰だ。
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