編集日誌〜BSI TODAY
「いばらき路線バス案内所」編集人の、とりとめのないヨタばなし。
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2007/03/27(火) 株は複勝馬券のごとし〜ストップ高
グッドウィル(4723)が前日になぜかストップ高を記録したので、急きょ売却。
一時は85000円まで落ちて、長期戦を覚悟していたんですが…こりゃ思わぬ儲けが出ましたな。

しかし、グッドウィルも表向きはハデにやってますが「労働組合の結成」という懸念材料も
ありまして。
ああいう業務請負の会社は、基本的にごく一部の幹部クラスだけが儲かるシステムに
なってますからねぇ。労組が求めるように「200円徴収(※1)の撤廃」とか「拘束時間(※2)
応じた給料の支払い」とかやったら、会社の利益はほとんど出ないんじゃないの?
と経験者は思うわけです。

まぁ、グッドウィルで働くのも、グッドウィルに賭けるのも、短期に限る、ということで。

(※1):データ管理費と称して、1作業ごとに200円が天引きされる。
(※2):支店集合→現場まで車で1時間以上、という作業もザラにある。支店を
増やしまくる意味がない。

2007/03/26(月) 防災スペシャル?
石川で大地震があった翌日だというのに「ざわざわ森のがんこちゃん」で
地震ネタをもってきた教育テレビ。
再放送とはいえ、津波まで襲ってくる展開はシャレにならねぇ…。

まぁ幼児向けの人形劇らしく、深刻なシーンはほとんど挟まず、すぐに
復興作業に入ってましたが。

2007/03/04(日) 茨城に「新規参入」はあるか
新年度が近づくと、茨城の路線バスへの「新規参入」の噂がちらほらと出てくる。
過当競争にさらされ、乗合事業で少しでも収入を増やしたいと考える観光バス会社や、我が町の
公共交通はこのままでいいのか、と危機感を抱く運送会社など、見る人によっては、現在の
茨城県という市場は魅力的に映るかもしれない。

例年なら、それは「ありそうでない」話だった。廃止路線の代替やコミュニティバスという
形で、地元の観光バス会社が運行を受け持つケースはあったものの、独自の新規路線で
参入したのは、2000年の昭和観光が最後である。
しかし今年は、いつになく「噂が噂で終わらない」雰囲気が漂っている。迎え撃つ既存の
各社が、必ずしも万全の態勢とは言えず、新規参入のスキが生じているからだ。

たとえば茨城交通は、私的整理が始まって以来、いまだ再浮上のきっかけをつかめていない。
湊鉄道線にしろ、去年の秋ごろまではまだ運行継続の意志があったように思うが、最近の
新聞記事をみると、そちらに目を向ける余裕さえなくしてしまったようだ。
この調子だと4月以降には、単なるダイヤ改正ではなく、もっと大きな事件が起こることも
危惧される。

一方、関東鉄道は、つくばエクスプレス開通後の減収分を取り戻すため、鉄道線の値上げ・
増便という賭けに出た。京成から不動産畑出身の社長を迎えたり、高速バスの車体に「K'SEI」
のロゴを入れたり、京成電鉄との関係を強めたことで、まだ余裕があるようにも見えるが、
この積極策でも客足が思うように戻らなければ、シワ寄せは遅かれ早かれバス部門にくる。

茨城県は先日、公共交通活性化のための骨子案を公表した。県内の公共交通の衰退には、
さまざまな原因が考えられるが、既存の各社が地域独占の状態に甘えてサービスの向上を
怠ってきたことも、おそらくその一つかもしれない。
行政が活性化策と称して、あの手この手で既存の各社を助けるのも悪いことではないが、
新規参入を促して自律的なサービス競争を展開させることも、また活性化につながるのでは
ないだろうか。
かといって、ニュー東豊(我孫子市)のような会社に、無謀なダイヤと運賃でドル箱路線を
荒らされるのも困りものだが。


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