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2005/08/04(木)
読みました
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嶽本野ばら先生の『エミリー』を読みました。 夏休み前にクラスの子に借りてたのです。 昨日の夜、そして今日の午前中に読みほしました。
この『エミリー』という小説は、『レディメイド』『コルセット』『エミリー』という三つのお話が入ってる作品集なのですが、私は特に『エミリー』に衝撃を受けました。
読んでいる間、涙が止まらなかったということが何回もありました。
ブランド服のこととか、恋愛のこととか、同性愛のこととか、男性恐怖症のこととか・・・たくさんのことを考えちゃいました。
服に関することで言えば、『人の為に着るんじゃなくて、自分の為にお洋服は着るもの』という店員さんのセリフが胸に残りました。
エミリーが、Emily Temple cuteの洋服を着ている時だけ私は本当の自分になれると言っていたのも胸に残りました。
私はどうなんだろう? 私はどうしてパンクやゴス服に惹かれるんだろう? なんで私はPEACE NOWの洋服を買うのだろう?
同性愛のことに関しても、同性愛を認めてない人の見解とか、BLのこととか、同人の♂×♂カップリングのあり方について考えました。 いろんな思い、考えが波のように押し寄せます。 ちょっとまだ頭の中が整理しきれないです。
この夏休み、読書感想文などで何を読もうかと迷っている方は一度この本を読んでみてはいかがでしょうか? きっと言葉にあらわせないような思いが、胸を埋め尽くすと思います。(それじゃ感想文は書けないか;) とにかくおススメです。読んでみてください。
さて、今から少しずつ部屋の掃除をしようかと思います。 チャリで疾走するのは明日にしよう!!
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