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2009/06/19(金)
左沢線ネタ 2
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日中は、全般に雲が掛かってはいたものの薄日が差して蒸し暑くなりました。ただ動けば汗ばみますが、まだ何とか凌げる暑さです。 これから先が思いやられますが・・・
今朝も11日と同じ場所のアジサイを写しましたが、やはり晴れ間が出るとアジサイは元気がありません。それとももう終わりなのかなー?
画像は13日の「SLさくらんぼ号」の左沢駅での入れ替え時の様子ですが、前回触れたように転車台(ターンテーブル)関連の話題についてです。
終着駅左沢は終端駅で、線路配置は乗降用の対向式ホームが一本と、もう一本が留置側線の2本の単純な配線になっています。かつてはホームが2本の頭端式ホームだったのかも知れません。もしくは貨物扱いホームだったのかも?(専門用語が判らないのでツッコミは無しヨ、笑) 側線には、ディーゼル機関車のDE10 1760[郡]が先に送り込まれていて待機していました。
先月の只見線「SL会津只見新緑号」の時は、終点の「只見」では国鉄時代からのターンテーブルがあったので、折り返し運転の際には機関車を方向転換して、機関車が前を向いて普通に会津若松に戻りました。
左沢駅構内にはそのターンテーブルの施設が無いため、機関車は転換が出来ずに、いわゆるバック運転で山形まで戻らなければなりません。
今回、左沢駅で撮影の時間が沢山あり、機関車の付け替えの一部始終見学していたので、その時の様子をレポートしてみます。鉄道ファンの方なら2本の線路配置での入れ替え方法なんてお解かりかと思いますが、おさらいと云うことで書いてみます。
1、C11機関車が先頭になって客車3両を牽いてホームに到着、乗客を降ろす(12時過ぎ) 2、あらかじめ留置線に待機していたDE10機関車が本線に出て、折り返し客車の後ろに連結 3、DE10が客車3両のみを牽いて本線へ出て、推進で客車を留置線へ押し込む 4、DE10は客車から切り離されて、一旦本線の先で待機 5、C11が単機で本線へ出て、折り返して頭から客車3両に連結(12時27分) 6、本線で待機していたDE10がC11の尻に連結。この状態で暫く待機 7、側線で待機中に、定期列車一往復が運行される(12時51分着333D↓、12時58分発336D) 8、定期列車336Dが出発した後、DE10がC11と客車3両を牽いて本線へ出る 9、そのまま折り返してホーム側に推進で押し込む
この状態で客車の出入り口には施錠をして、DE10やC11の乗務員さん達はここで一旦お昼休み。(13時過ぎ) ホーム上ではさながら撮影大会でした。 私達が先に昼食に入った駅前食堂に、件の乗務員さん達も制服のままお昼ごはんを食べに入ってきました。(2階席に予約していたみたい) 太目の大盛り手打ち蕎麦を食べるのかな〜?? 安い!
ここで前回のクイズの正解を・・・。Q:「SLへの給水方法は?」
答えは・・・、『地元の消防団の「消防車」(小形のポンプ車)で、駅前の消火栓から送水した』で〜す。 始め何で駅前に消防車が止まっているのか不思議でしたが、長いホースが機関車に伸びていたので、謎が解けました。この時はあまりにもユニークだったので、思わず笑っちゃいました。 「な〜んだ」と仰る方もおられると思いますが、意外と意外ではなかったのではないでしょうか。SLの運行には、地元の自治体なども協力していたのだと感心しました。
ここまでしか左沢駅では見学していませんでしたが、上りの臨時列車運転まで、先ほどのホームでの留置は続いていたのだと思います。
最後に、C11機関車の先頭に繋がったDE10機関車が邪魔で、上りの「さくらんぼ号」の運転に支障が出てしまいますが、さてDE10はどうしたでしょうか?隣の側線に戻った?
クイズがしつこい!って言われるのもシャクなので答えを・・・、13日の日記画像を写す準備をしていたら、「さくらんぼ号」の通過20分前に、DE10が単機で上って行きましたとさっ、チャンチャン・・・、以上!
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