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2005/10/13(木)
「葬式」「襲来」
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タイトルには何の関連性もない。 ただ話が2つあるだけ。「感染」「予言」みたいなもん。 でも別にホラーじゃないから。
隣の隣の隣の隣の向かいの家で葬式やってる。 昨日からやけど大家によると三日三晩続くとか。 ベトナムの葬式は賑やか。死んだ人が楽しく天国に行けるようにみんなで騒いで送り出す。 日本のどよーんとしたモノとは大違い。 親戚一同集まって、家の前の道に机椅子設置して宴会。 音楽流して酒飲んで、おかまがやってきて踊りまくるらしい。 ただ今午前一時。まだ家の下でみんな酒飲んでる。 家の前の小道は道幅2メートル。 親戚が全員バイクで来るから、道の両脇が家のだーーーーーーーーいぶ手前のトコから駐車場と化してる。 ちょっと迷惑です。でも葬式やったらしゃーないな。
最近もっと難儀な問題が浮上した。 部屋が蟻の脅威にさらされてる。 この前うっかり放置した食い物のカスが事の発端。 部屋に帰ってきて蟻の行列を目の当たりにした時は、 そりゃーもう何と言いますか。。。 ヘコむ。以外に適当な単語が浮かばん。
蟻ってほんますごい生物やと感心する。 前回、トイレットペーパーとスキンガードという 文明の利器を駆使して大勝利を納めたにも関わらず、奴らはまたやってきた。
餌の在り処を察知する情報収集力と、発見後のスピードとその行動力、 そして一致団結して淡々と仕事をこなしていく姿には敵ながら天晴れ。 情報収集、スピード、行動力、根気ってのは、 いろんな事に成功するのにどれも不可欠な要素やと思う。
じゃ何でアリは生物ピラミッドの頂点に立たれへんのか? 理由は簡単。 前回、部屋で大量に虐殺されたにも関わらず、またもや侵入したこと。 「あの部屋は危険地帯、侵入禁止」とかゆう思考回路はないんか。 考えが単純すぎるというか学習能力がないというか。 もしそこまで知能的なもんがあったら逆にいつか人類が滅ぼされそーで恐いけど。 そんなスケールでかいことが起こるよりも俺の引越しが先やな。 俺が引越しを決断したら、もうすぐ人類が滅亡するかも知れへん。
俺はファーブルでもなければ、蟻の研究しにベトナム来たわけじゃない。 毎日蟻に噛まれてムカつくし追い払いたいけど、なかなかいい方法が見つかれへん。 そこで敵をじっくり考察するために、日記に書くことにしてん。 俺がマジでちょっと焦ってんのは、さっきパソコン開いたときに中から蟻が出てきたこと。 出てくる度に殺してるけど、数分間隔でまたキーボードの間から出てくる。 まさかパソコンにスキンガードは噴射できへんし。 文明の利器に使用できへん文明の利器なんてもはや時代遅れや。 「パソコンに噴射OKなスキンガード」 「スキンガード噴射されOKなパソコン」 のどっちか開発したらバカ売れやろーな。ベトナム限定で。
まさか奴らこのパソコンに潜み続けて日本に侵出する気やろか。 それやったらかなり賢いな。 いや、そんなことアリえへん。
フエのビール。ちなみにTシャツも。
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