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2005/06/01(水)
5次会
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一人でイライラしながら5次会場へ向かう。 行く予定やった店が閉まってる。てか、店の前に群がってる西洋人達。 公安が入った直後やったみたい。 ベトナムでは飲食店の営業は基本12時まで。 でも、観光客の多いデタム通りとかは朝までやってたりする。 賄賂とか大量に払って目をつぶってもらってるんやろか。 それでも、今日みたいにたまに公安が踏み込んできたりするらしい。 仕方なく、近くの別の店へ向かう。 イスに座ると目の前に運ばれてくるジン。全然飲みたくない。 5次会ともなると、酒とかもういい気分。 んで、またもや俺の目の前に座るむかつくおっさん。 気を取り直してジンを片手に乾杯、5次会がスタート。 てか、何に乾杯?誕生日の人はとっくに帰ってもーたし。
しばらくすると、俺らのまわりに寄ってくる物売りの子ども達。 早く寝ろよ、夜中の3時やのに。 絶対に買わへん。一個買ったらアリみたいに大量に集ってくるから。 んで、なぜか俺の横に座る馴れ馴れしい店員。 これを食え、これはどうだ?とメニューを見せてくる。 腹いっぱいで、何も食いたくない。って言う。 んじゃ、なぜか俺の肩をもみ出す店員。 それもいらんと一言断る。止めない店員。ま、えーわほっとこ。
10秒後、目の前に座ってたおっさんが再び俺に絡んでくる。 〇×「キミ、店員にそんなんさせてたらちゃんとチップ払えよ。」 おれ 「なんでっすか?」 〇×「それがこの辺のルールなんだよ。僕はこの隣に店持ってるから、詳しいんだよ。」 おれ 「あ、そーなんすか。知りませんでした。」 〇×「知りませんでしたじゃ通用しないよ。日本で勉強してても、何も知らないんだな。チップ払ってやれよ。」 おれ 「一回断ったんで払いませんよ、俺は。」 〇×「何だよ、それ。」おまえが何やねん。
その瞬間、ヒロさんが〇×にブチ切れた。 「学生相手に何ゆーとんねん。おまえはどんなけエライねん?こいつに恥かかせるんやったら、俺がおまえの喧嘩買うたるわ。」
真夜中のデタム通り、西洋人達の視線が俺らのテーブルに集中する。つづく
魚の煮付け
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