竜記
ベトナム徒然日記
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2005/08/18(木) 優勝の二文字
今みんな北海道におるねんな。
んで、今日ダブルスの優勝が決まってんな。
たけしさんの日記を読んだ。
去年の自分の記憶が再生される。鮮明に。自然に涙が出た。

去年おれは副部長って立場で夏合宿に参加した。
練習も毎日のように行ってたし、それだけにベストなコンディションで臨んだ夏合宿。
誰よりも優勝したいと思ってた。
試合もめっちゃ集中した。今までにないくらい。
1球1球もりたくと声をかけ合って、ポイントの取り方を確認し合った。
お互いのミスには触れず、次のポイントをどう取るかだけに集中できた。
ダブルスとして最高のプレイができてたはず。
「無二の一球」高校の頃、先輩がゆーてた言葉。
この一球は二度とない一球。だから集中して打て。
後悔するよーな打ち方はするな。
めっちゃそれを意識して、毎球全身全霊を込めて打った。
でも、結果は優勝を逃した。
勝利の女神は何を基準に優勝者を選ぶんやろ?
自分に何が足らんかったんかをめっちゃ考えた。
「優勝」の二文字に固執し過ぎたからか?
もっとテニスを楽しまんかったからか。
たぶん正しい答えはない。
でも、次優勝のかかった舞台に立ったときその経験が生きるねん。
「優勝」ってことの難しさを知った。
でも、優勝したかってんなー。まじで。
来年じゃなくて、再来年じゃなくて、今年(その時)優勝したかってん。
たけしさんの言葉を借りれば、ほんまに「胸にポッカリ穴が空いた。」。
ゲームが決まった瞬間、勝手に涙出てきた。
1年前の出来事やけどはっきり思い出せる。

あ、遅くなったけど高見・もりたくおめでとう!


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