是日々酔いどれ帳
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2005/06/02(木) 愛する自衛隊(何w
えー、雨降りなキリスト教暦6月2日であります。
太陽より月が好きな私としちゃ、太陰暦の閏月の面倒くささは 気象庁だか 文部科学省だかどこかわかりませんが、専門の機関に任せておいて、無学な庶民としては好き勝手な情緒をそれに感じたりします。

まだ、旧暦だと「五月雨」と表現していいのでしょうかね?
世にはいろいろな古典と呼ばれる文学、歴史書、等等数多ありますが、明治以前の匂いを(大正十二年の大震災までは濃厚に、そして1945年の終戦までは微かに残滓が染みていた)捨て去った現代人が、それらを読んでも解説なしではさっぱり脳に情景が浮かばない理由は、やはり暦による季節感のズレによるところが随分ありますわ。

ま、小難しいこたぁさておき、11日から公開される「戦国自衛隊1543」(←年号あってるかわかりませんw)、是非見たいですなぁ。
自衛隊がね、(つまりは、日本の軍隊が)正義のヒーローとして、スクリーンに登場するなんて!!
うちの父さんたちの世代、そこまで離れなくとも、私より10年早く生まれた人たちの学生時代には考えられなかったことじゃない!?
これって、現代の若い人にゃわかんないでしょうが、すごい進歩ってか、変化よ?
大体、正義のヒーローとして現れるのは、第二次大戦中の連合国軍って相場が決まってたんだから。

例えば、アメリカ軍ね〜、イギリス軍ね〜フランス軍、中国軍、韓国(中国、韓国に関しちゃ、自国映画に限るけどさw)くらい?

虐げられて可哀想な役で、中国、韓国軍あたり?

極悪非道なのが、ドイツ(まぁ、ナチスね)、イタリアとアメリカ様に逆らった悪知恵働く、愚かな小猿役、もしくは(ありもしない濡れ衣含む)ジェノサイドしまくりな役で日本〜。

日本てぇのは不思議な国で、どんな国だって、他国になんと言われようが 小細工して、歴史を塗り替えてでも自分を正当化しようとするのが国際常識。(お隣の国々がいい例だわさw)
なーのに、元の連合国軍の宣伝とか、(他の、日本が極悪国であるほうが都合がいい国の)立場をそのまんま鵜呑みにしちゃって、自分とこの国でも、自分とこの軍隊を悪者にした作品ばっかり量産しまくってたのねん。映画、小説、芸術、なんでもかんでも。

今回のは、時代を戦国時代にしてるから、まだフィクションの味が濃厚。それでも、大きな進歩だと思う。

ほんの、おいらたちの世代が子供のときまでの、自衛隊員の待遇は、散々だった。キッツい訓練して、命がけの仕事してても、「所詮人殺し」「税金の無駄遣い」扱い。自衛隊員の子供が、小学校で「自称」平和主義者の教師に散々差別されたなんてこともあったみたいだし。
時代は変わるんだな〜と、映画の予告見て思ったのでした。


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