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2005/06/23(木)
六カ国協議再開について
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果たして、六カ国協議に北朝鮮が応じるか? 応じることもあるだろう。 食料などの支援を取り付けるために。 ひいては金政権の延命のために。
けれども、六カ国協議において北朝鮮の「核」に対する有効な手立てを講じられるか。 ・・・答えは「無理に決まってるじゃねーか!」である。
協議において、何かしら合意やら、条約やらを取り付けられるとしよう。 アメリカだの、日本で六カ国協議に期待を抱いてる人たちってのは、「条約」だの「合意」の有効性を信じているんだろうね。
欧米は「契約」の社会だから、 交わされた契約は遂行されなければならない という「社会通念」が染み付いている。
しかし、欧米の社会通念が通じない国だってあるのだ。 北朝鮮がまさしくそうである。 かの国は(金正日)は結んだ条約をいつでも破る用意があるだろう。一応の屁理屈をつけて。 「核実験は無期延期」なんて言ったその日に 「やっぱりやーめた」 なんて平気に決まってる。
サッカーみればわかるじゃない?北朝鮮に国際マナーだとか、国際常識があるなら、無観客試合なんて課されなかったはず。
北朝鮮は核実験はやめないだろう。核兵器を持つことに固執するだろう。核問題があるから、国際社会が北朝鮮に注目してくれる。構ってもらえる。 「核」は金も、食料も、妥協も引き出せる打出の小槌みたいなもんなんだからw
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