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2006/01/05(木)
偶然性を用いた心象表現研究 めも
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卒業研究の目的と方法 ラッカー薄め液を用いて雑誌をこする事で写し出される偶然性の強いモチーフを発展させ、自分独自の世界を作り出すことを目指した。
概要 板をラッカー薄め液で少し湿らせ、その上から擦り出しをすると、モチーフや色が綺麗に写し出されることが分かった。また、それを強調するためにはニスが有効だと言うことも分かった。 雑誌を使うとある程度リアルな画面ができる。写し出されるモチーフがはっきり出ているほどそうなってくる。それらにあうようなデッサンや光りを加えることにより自分らしい画面に仕上がっていく。光は板の特製を活かし、やすりでこするということで表現した。 また、板に写し出されたモチーフとその元になっている雑誌の紙をはりつけ、配置することにより面白い画面になる。
今後の課題。 雑誌の擦り出しを用いただけではどうしても弱い画面になってしまう。今までは鉛筆やジェッソ、ニスを画面を引き締める手段としてきたが、新たな素材を発見してより面白く工夫のある表現をしたいと思っている。
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