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2007/04/10(火)
譜面作成ソフト
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ここ数年の譜面作成ソフトは目覚ましい発展を遂げてる。 今や写譜屋さんもソフトを使ってる時代からね。
写真は「Finale」という超王道譜面ソフトの応用本だが「美しい楽譜」の定義って何だろう。
結果、手書き譜より印刷譜の方が見やすいのは事実だが、それは全て作り手の知識と技術によるもので、時に「手書き以下」の印刷譜に遭遇する現場が度々ある。
プレイヤーの意図を無視した譜面で、全く「美しくない楽譜」である。
ただオタマジャクシを並べるだけなら田舎の田んぼに行けばいくらでも見られるし逆に「美しい光景」だ。
「美しい楽譜」というよりは「優しい楽譜(プレイヤーにとって)」を仕上げて欲しいものである。
ソフト内の既存項目だけ使用して「はいっ、完成しました〜」とは言って欲しくない。
アーティキレーション、ダイナミクス、譜割り、レイアウトなどの全てを駆使して作成して欲しいものだ。
ただそれには独自の環境設定を予め作り「自分色」にソフトを染めないといけないので、その設定作りにかなりの時間を要する。
でも初めにミクロの作業をしておけば後がすごく楽なのだ。
「印刷」という安心感だけでマクロに作業をかたづけてしまう人が多すぎるのが、今だに印刷譜を嫌う人が多い結果だと思う。
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