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2008/06/05(木)
ブラスダビング
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今日はレコーディングの仕事で都内のスタジオ。
Trumpet渡辺氏、Sax中司氏、Tromboneの3管セクション。
最近のBrass録音は「ダブり」と言って、1回録音したモノの上に、全く同じモノを重ねて録音する手法がかなり多い。
意図としては「サウンドの厚み」を稼ぐためだと思うが、自分としてはギャラ云々でなく、あまり納得行く手法ではない。
と言うより好きではない…
全く同じフレーズを全く同じプレイヤーが演奏しては、音色はもちろん譜面の解釈やニュアンスもほとんど同じ結果が出てしまい、単純にフェーズがかかったような多重音にしか聴こえないだからである。
3管のダビングなら、アレンジを6声で組んで、2回で6パート分録った方が より広がりは出せると思う。
幸い今日の録音はダビング無しの1回録りだったので、シンプルで潔いロックが録れたと思う。
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