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2010/01/26(火)
名ソフト「Overture」
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現在、譜面作成ソフトは「Finale 2010」を使用しており、「Finale」に乗り換えてからは3年ほど経つが、それ以前は「Overture」というソフトを10年くらい使っていた。
当然「Mac OS 9」の時代であって「OS X」では起動しないソフトだったが、かなりの名ソフトで、たくさん仕事させてもらった。
当時は「cakewalk」というローランド系のメーカーが取り扱ってて、一時は廃盤に追い込まれた時期もあったが、数々のメーカーを渡り歩き、アメリカの「GenieSoft」というメーカーから、Ver.4が発売されたらしい。
ただ自分としては、互換性に優れ、シェアNo,1の「Finale」が 今後も仕事を続けて行く上では便利と思い移行した。
先月コンピュータを新調したが、以前の機種には「Classic環境」という機能があり「OS X」であっても、仮想的に「OS 9」を立ち上げることができたので、今でも手放してはいない。
その理由としては、2006年以前の譜面を呼び戻す時のため。
今となっては 100%再依頼がない現場や、100%やらない曲も多数ファイルとして残ってるが、中には100%再利用する現場や曲がたくさん残ってるのだ。
まず、旧機の「classic環境」で「Overture」を立ち上げ、過去譜面を呼び出し、PDFファイルに変換し、それを外付けハードディスクに保存する。
こうすれば、現機でも読み込み保存ができる。
ただ、PDFに変換されているので エディットまでは現機では無理。
時間がある時に このような地道な作業をしているが、約10年分の譜面である…
曲だけでも何百曲とあるのに、パート譜のことを考えたら1,000ファイルは行くだろう…
考えると気が遠くなるので、ホントに気が向いた時しかしない作業だ…
この作業が完了するまで旧機は手放せないし、「Overture」とも まだまだ長いつきあいになりそうだ。
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