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2015/09/03(木)
わかるもの・わからないもの
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大学の夏季休暇で合宿以外の日々を穏やかに過ごしている秀平です。ロングとして今年は一回当たりの合宿の日数が長く、それだけ秋に向け並々ならぬ思いでみんなが取り組んでいることと思います。 中学・高校・大学と気が付けば競技歴10年に突入しました。他に何も持続しなかった私にとって、今日まで続けてこれるものに出会えただけでも幸せだと感じます。それも、両親の理解や監督、コーチ、OB会、マネージャー等々の支えなしには語れません。本来なら面と向かって感謝の気持ちを伝えるべきだとは思いますが、恥ずかしくてとても言えません。だからこの場を借りて一言だけ。ありがとうございます。
陸上生活10年。なんか自分変わったなぁと思います。良くなったのか悪くなったのかはわからないけど。とにかく自分変わりました。些細なことでくよくよ悩んでしまう性格だけど、走っているとき頭の中は空っぽで、生産的な行動に移すことのできる感じが好きです。
陸上そのものについては半分わかって半分わかりません。わかる方の半分は、練習の出来でどれぐらいのが力が自分にあるのか大体予想がつくことです。わからない方の半分は、いくらいい練習ができていても試合当日の自分や相手の調子、レース展開、天候によって結果が全く異なることです。私が思うのは、自己記録を更新し続けることのできる人はわからない方の半分を楽しんでいる気がします。そういった不確実性を恐れずに頑張れる人は本当に強い。 私が小学生だった頃大好きだったアニメで「とっとこハム太郎」というのがありました。ロコちゃんの家に住むハムスターのハム太郎は、ロコちゃんから毎回「今日はとっても楽しかったね 明日はもーっと楽くなるよねっ ハム太郎!」と言われます。ハム太郎は昨日よりも今日、今日よりも明日と楽しさを常に超えてゆかなければなりません。小学生時分の私は、ハム太郎ってプレッシャーを感じていないのかと思っていました。 少し脱線したかもしれませんが、ロコちゃん状態になって日々を楽しむことができれば、記録も自ずとついてくると思います。
次回は10年の競技歴の内、5年は故障に苦しみながらも不屈の精神でやるべきことをひたむきに行う、私の中のNo.1みっちーです。
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