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2010/12/11(土) 293 漏れてるぞ〜!!
コの字型のカウンターの向かいの客が、カウンター内にいる燗番のお兄ちゃんに升をかざして「漏れてるぞ〜!! 」

酒飲みって、本当にいじましくて嫌ですね!!

一杯飲み屋や焼鳥屋では、熱燗はお客の目の前で、受け升に入れたコップにチロリであふれるように酒を注ぐのが流儀。あふれた酒も当然勘定の内。升にどれだけこぼれたかは当然、重大な関心事となる。

気の置けない仲間と話が弾んでいても、チロリから酒が注がれる儀式には話が中断。 “俺より多く入れるんじゃないぞっ!! ”と、かたずをのんで燗番の手元を見つめるのだ。
燗番が女性であればなおさら。えこひいきがあれば気まずくなる……

「漏れてるぞ〜!! 」は、「口に入れる前にカウンターに飲まれた分、タダで酒を注げ」の新手のテクニック?? 

私も馴染みのお兄ちゃんに「漏れてるぞ〜!! 」
お兄ちゃんはにやり。チロリに残ったわずかの酒を注ぎ足してくれた。

これは掛け合い漫才のようなたわいない遊びですね。
いじましいけど愛嬌のうち!?

お兄ちゃんは「漏れてるんじゃなくて、ただピッチが速いからですよ」
言わずもがななのですが、なごみました。

2010/12/10(金) 292 予備群脱出
男性の腹囲86センチ以上が“メタボ”!?
この数値が何の前触れもなく発表され、「メタボリックシンドローム」なる耳慣れない言葉は、世の恰幅のいい男性諸氏にはショックでした。

それらしき人が、なんと周囲に多いことか。

「よう、御同類」とは思ってはみるが、86センチは“メタボ”で、85センチだったら“メタボ”でないとすれば、1センチの差はとてつもなく大きい。

数字は鵜呑みにできないと思いつつも、数字の独り歩きは恐ろしい。
人間ドックの“メタボ”判定の必須条件とされる腹囲の数値に一喜一憂することになるのだ。

今年の3月のドック判定は「メタボリックシンドローム予備群」

一昨日届いた12月のドック判定は「今回の結果ではメタボリックシンドロームではありません」。

少し引っかかる言い回しだが、まずは予備群脱出である。

先月、かかりつけのドクターから「劇的に良くなっているよ〜」と、褒められた検査数値の改善と、同じ流れにあるようです。

でも油断は禁物。
昨日の契約を巡る“もったりまげだり”には神経がすり減りました。
ストレスを抱えないようにしないと。

2010/12/09(木) 291 礼状
大手証券会社の営業マンちゃんから、5回目の礼状が届いた。
飛び込みで、初めて会社に訪れたのは6月下旬。

「営業マン諸氏、ウエルカム」のスタンスなので、お茶を出して歓談。
前置きは「金はないぞ。それでも良かったらいつでもお相手しますよ」

営業マンちゃんは東京育ち。都内の大学を出た新卒ルーキー。
縁もゆかりもない地での飛び込み営業は辛いだろうと思うが、一人前になるためにはクリアしなければならないハードルだ。

私がいない時の方が、リラックスできるとみえる。茶菓子を食べて話に興じているらしい。

そんな時にも欠かさず礼状を書いてくる。

12月に入って営業マンちゃんがやってきた。ちょっとの雪にも大騒ぎ。
電気炬燵だけじゃ過ごせないぞ、コートは買ったかなど、何かと気遣う私でした。

彼が意を決して切り出した“営業話”。
私は話をそらそうと「出身大学は? 」

これがまずかった。私の後輩だったのだ。
もろ肌脱ぎたいところだが、腕まくり程度で売り上げに協力しました。

5通目の礼状は、中身が濃かったです。

2010/12/08(水) 290 こりゃ回らない
ここのところ見ていないのではっきり言えないが、いつ見ても止まっている風車に悪態をついていた。

風力発電のどでかい風車。

頬に風を受けているのに、見上げるとプロペラは微動だにしない。

俺の立っている地平と、プロペラの地平が違うのか!?
違和感でめまいを覚えたものだ。

止まっている姿は、それはそれで機能美にあふれているし、工業デザイン的にも優れているものなのでしょうが、風車は回ってこそ風車。

止まるのは風が凪いでいるときにしてほしい。

右は新屋海浜公園にある風車。
見上げても何ら違和感はない。回りっこないのだから。
プロペラが飴のように曲がって垂れ下がっている。

今日現在、新聞などによると原因は不明とのこと。

資源小国の日本。自然エネルギーにもっと目を向けるべきだったのに、風力の発電実績では欧米諸国に大きく水をあけられている。

国を挙げての態勢整備が欠かせないところなのだが、
目の前の光景は、それらの不在がもたらしたような気がしてならない。

2010/12/07(火) 289 寄せ植え撤去
昨日、茶町菊ノ丁町町内会長さんご夫妻が、7月1日から店先を飾っていた寄せ植えの鉢を撤去していきました。

ほぼ5カ月のお努めでした。

今年の異状ともいえる猛暑を、アメリカハナカエデの透明感のある緑が幾分でも和らげてくれました。

根元に寄せ植えされたピンク、紫の花も清涼感たっぷりでした。

12月に入り、カエデはすっかり葉を落としたが、ピンク、紫の花が残っていたのが奇異に思えました。

生きながらドライフラワーになった!? 即身成仏!?

「花の命は短かくて…… 」。 これは人間の勝手な思い込みですね。
たぶん、ピンクと紫の花は、子孫を残すためのしたたかな計算の下で、精一杯長らえていたのだと思う。そう思うと健気です。

不動産屋さんの店先で季節感を出すのは難しい。
寄せ植えには大助かりでした。

小物を陳列している棚に、12月から手作りのクリスマスツリーが登場しました。こんな小さなものにでも、目に止めてくれるお客様も。

ありがたいことだと思っています。

2010/12/06(月) 288 雪吊り
昨日の日曜日。天気予報は数日前までは傘マーク。それが前日の予報では回復し、小雨はぱらつくというが雲マーク。
何よりテレビ画面から傘マークがなくなったので気持ちが揺らぐ。

「今シーズン、あと何回できるか? 」こんな強迫観念にさいなまれている雪国ゴルファーにとって、これほどの贈り物があろうか。
朝、電話掛けまくりで8時14分スタートと相成りました。

聞くところによると青森や岩手からも、御同類が駆け付けたそうだ。
山形で病院を構える高校時代の同級生と令夫人に久しぶりに会えたのも、このおかげ!?

県内各地はおろか、県境をこえて、ゴルファーが集ったということ!?

時々日差しもあって温かく、ほぼ無風。雨にも当たらずにラウンドできたのは幸運でした。

この時期ならではのゴルフ場の光景。
エバーグリーンの洋芝と、雪吊りの対比がなんとも言えない風情。
自宅などの雪吊りは、この光景に触発され、見よう見まねで始めたものです。

昨日は、予定の雪吊り作業そっちのけでゴルフに興じてしまいました。
穏やかな日曜日は、ゴルフ日和であり、雪吊り作業にももってこい。

どっちを選ぶ??  非常に悩ましい問題です。

2010/12/05(日) 287 越冬準備
我が家の唯一の越冬食品で、十年以上も馴染んできた玄米漬けが、今年の天候不順で危機にひんした。
ダイコンが不作で高騰したことから、女房が「今年はやめようか… 」

昨年に比べれば値段は2倍、さらに干し大根の細くて貧弱なこと。
躊躇したものの、例年のように漬け込む決意をしたのは、自家製ならではの味の魅力。

これなしでは冬は越せない!!!!

女房が引っ張り出したのは、年1回のこの作業のためだけにある5合炊き炊飯器。いつもの炊飯器と合わせて6回に分け、3升の玄米を炊く。手間暇かかるのだ。

分量などは分からないがザラメ、酢、伯方の塩を入れ、重しをかける。
クリスマス明けごろには漬け上がり、正月が1番の食べごろになる。
そして、3月末から4月初めまで楽しめるのだ。

ぬか漬けのような強いにおいもなく、色も白っぽいまま。見た目も上品で、おいしい味に仕上がるのだが……

季節ハタハタ漁の本番はまだ。海水温が高くハタハタ本隊の接岸が遅れているらしい。

漬物もキリリと冷え込まないといい味は出ない。
少し気がもめる年の瀬です。

2010/12/04(土) 286 福来たれ
無性にフグを食いたくなる時がある。
前回が3月7日(第15回「ひとこと」=同月8日付)なので、ほぼ9カ月ぶり。寒い時期、たまにはチョッと贅沢な会食も許されるでしょう。

昨夜は、ごくごく内輪の忘年会。
居酒屋チェーンのチラシにフグフルコースお一人様○、○○○円で、要予約とある。こんな場合は、頭数がそろわないと受け付けないのは常識。聞くと4人様以上。
専門の上級店では、1人でもフルコースを楽しむことは可能だが…… なにせ高い。

食べたい気持ちに火が着いた。数軒の心当たりはある。
「今日の今日ですが、頭数は多くない」。2軒目に恐る恐る電話すると元気な声で、
「大歓迎です!! 」ときた。

飲食店の予約でこんな明るい元気な電話応対は秋田で初めて。
とっさの対応だったのだろうが「大歓迎」という言葉の効果は絶大。
キマリ!! です。

この店でフグを食べるのは初めて。近海もののトラフグは絶品。
電話で対応してくれた仲居さんのサービスもテキパキして気持ちがいい。大満足でした。

仲居さんに出身を聞くと「県外です」。
そうなんだよなぁ〜 県人は商売が下手なんだよなぁ〜

2010/12/03(金) 285 スクガラス
“海ブドウ”(11月17日付参照)を持参してくれた不動産ポータルサイトの営業マン氏。彼は「ひとこと」の読者なので、遠からず送ってくるだろう、とは思っていた。

昨日、沖縄から“スクガラス”が届きました。
17日付では、“海ブドウ”そっちのけで、“スクガラス”を絶賛したので、催促したように取られたかなと、大いに反省しています。

お礼の電話を掛けたら「福岡に着いたばかり」とのこと。
「転勤先は金沢でなかったの? 」と、いぶかる私に、
「転勤の執行猶予を貰って2〜3日沖縄で遊んでいました」

心底沖縄フリークなのだ。

生まれ故郷の大分に滞在した後、日曜日には名古屋経由で金沢に入るのだそうだ。

届いた包みには“スクガラス愛子ちゃん”“泡盛の古酒(グースー)”“塩ちんすこう”“アーサー”

「私チョイスなので口に合うかどうか…」とおっしゃるが、口に入れる前から、一気に沖縄モード。昨夜はスクガラスを乗せた豆腐を肴に、琉球グラスで古酒を頂きました。

彼の秋田滞在は半年ほど。じっくり秋田を体感する暇もなかったように思う。今度は私チョイスの秋田を送ります。

2010/12/02(木) 284 歴史曼荼羅!?
取引先の事務所で見掛けた壁一面の曼荼羅!? “のようなもの”は一体何!?

目を凝らすと、その時代時代を象徴する顔、地図、歴史的建造物などがモザイクのようにびっしり。傍には短文のコメント。

一枚紙の両端の太い帯は歴史の流れ。
世界史、日本史、中国史、朝鮮史の帯が合体したもので、同時代の事象が横断的に分かる。

何という力作。こんなビジュアルで日本と世界がリンクする1枚物の歴史年表はみたことがない。

日本の歴史に誇りを持てない若者がまん延するなか、歴史に正面から向かい合えるようにと、祖父が孫に作り続けている。

眺めるだけで歴史が分かる!! がコンセプト。
孫の中学入学に合わせて作り、手直しを重ね、まだ完成をみないが、その孫は来年大学入試を迎える。

作者は七〇代の建築事務所経営者で1級建築士。
大型印刷はお手の物。
自前のプリンターで艶有りカレンダーのような仕上がり。

昨今の歴史教科書に対する戦前生まれからの小さな異議申し立てでもある。「欲しい!! 」と、叫んでいました。

12月絵日記の続き


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