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2010/04/12(月)
新旧交代もいいけれど!?
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スノーダンプ。これなしに雪国生活は成り立たない!! それぐらい熱烈に受け入れられた画期的な道具はなかったのではないか。
最近とんと出番がないと思っていたら、スノーラッセルに主役を奪われている。
私の子供時代、雪かき道具といえば棒に板をくぎ付けした雪べら。 その頃は地べたが露出するまで徹底的に除排雪することはなく、すぐ壊れる頼りない代物でも十分役立った。 車道も、それから続く玄関前も圧雪状態。いわば雪の上で生活していたのだ。
いつのころか幹線だけでなく小路からも雪が消えた。当然、道具にも進化が見られた。
雪を消したのは機械による力技。操作するオペレーターの人海戦術といってもいい。 高齢化がどんどん進む中、オペレーターの確保ができるのか……
20×0年冬。 「おじいさん、やっと郊外のショッピングモールまでの道が開通したそうですよ」 この年は大雪や人手不足で、除雪計画の1割しか実施できなかったのだ。 「久しぶりに買い物に行こうかね」 「いやですよ、おじいさん。3年前から、冬場は冬眠生活をしているじゃないですか…。若者ならいざ知らず、雪に埋まった住宅街からは簡単には出られませんよ!! 」 こんな会話が市内のあちこちの住宅地で聞かれるかもしれない。
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