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2010/04/13(火)
新旧交代もいいけれど!?(その2)
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前日に20×0年と書いて、ふと思った。 空を飛ぶ「鉄腕アトム」の背景に書き込まれた未来都市に、20×0年と書かれていたような記憶がある。
アトムの誕生年には諸説あるらしいが、21世紀初頭であることは確か。そうすると手塚治虫が漫画の口絵で描いた未来都市は今か、そんなに遠い将来のことではない。
雪に埋もれる未来都市は、いくらなんでも嫌だよねぇ〜
秋田に求められるのは高齢者に優しく、冬を快適に過ごせる都市空間ではないかと思う。 コートも傘も長靴も、除雪の手間もいらない街だ。自然エネルギーやエコ技術を駆使し、新素材の膜で覆い、何層かの人工地盤でつながった建物群を造る…。もちろん夏も涼しい。
雁木で空全体を覆う発想!! 高層マンションの隣りのオフィスビルやショッピングモールが、ある階で人工地盤で結ばれ、自由に歩いて行き来できる。もちろん公園もある。その下も同じ快適空間で、いずれも雨、雪、真夏の日照りとは無縁である。
多額の公費をつぎ込むといわれる日赤跡地再開発。そんなコンセプトがあれば理解を得やすかったのではないか。実現には程遠く、はじめの一歩であっても、その意志がアトムの世代に明確に伝わることが大事だと思う。
あれもこれも詰め込んだ建物群。半世紀以上も耐用年数が来るまで、否応なしにそこに建ち続ける。 そこに伝えるべき意志が見えますか??
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