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2010/09/27(月)
218 トマトラーメン
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昨日のランチは女房作の“トマトラーメン”でした。 私の東京時代、西新宿の十二社のアルバイト先の近所のラーメン店で食べた「トマトタンメン」がルーツです。
その名は「白龍」。ほぼ30年前は本当にへんてつのないラーメン店。床を掘り下げた“掘りごたつ式”の調理場を、囲むようにカウンターがあり、せいぜい10数人で満席の店。
その当時はバリトン歌手の友竹正則似のマスターが、仕上げにざく切りの完熟トマト、チャーシュー代わりの角煮を中華包丁でバシッと叩いてアツアツの麺に乗っける作業が目の前で繰り広げられていた。
待つ身としては、どんどん食い気がそそられる。 調理人のリズミカルな手の動きが見える、最高の舞台装置でした。
麺はストレートな白い中華めん。スープは透明。セロリもたっぷり。
現在は、ライブレストラン新宿白龍館に発展し、「トマトタンメン」は当時のままの味でロングヒットとなっているという。
我が家では、普通の中華麺、角煮に代わって豚ベーコンのざく切りにと、かなり変容している。「角煮を使えば!! 」と言うが、ただ食べるだけの“口だけ調理人”。却下されっぱなしです。
「トマトタンメン」に比べようもないが、“監修者”としては「トマトラーメン」はまずまずの味だと思っています。
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