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2011/01/15(土)
328 除雪車
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横手あたりでは、線路の除雪が追い付かず、列車が止まったそうだ。 豪雪地帯とは及びもつかないが、秋田市内でも結構な積雪でした。
20年ほど前、横手で2年間ほど支局勤務をした。 雪の降り方は半端でない。
音を吸い込みながら、しんしんと、ただひたすら雪の嵩を稼いでいく。
太郎の屋根に雪ふりつむ 次郎の屋根に雪ふりつむ
三好達治の「雪」のフレーズが、思わず頭に浮かんだものだ。 「太郎を眠らせ」「次郎を眠らせ」の部分は省かれていたが……
しかし、この牧歌的な雰囲気に浸り切れないのが豪雪地帯の習い。 アサイチの重労働が控えていました。
道路除雪は、上手でした。 極端にいえば、命に関わる欠かせない仕事なのだから真剣味が違う。
通勤時にルートを変えて県庁、市役所前を通ってみた。 9時ちょっと前。見掛けた除雪車は、現場行きか、帰りの1台だけ。 新屋から大町の会社にたどり着くまで、除雪された形跡はなかった。
市街地を後回しにして、住家を孤立させまいと外縁部でライフライン確保に奮闘しているのであれば救われるのだが……
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