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2011/11/10(木)
628 ベビーバス
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一昨日、隣の畑のオーナーご夫妻の大根の収穫の準備が始まった。 ポリタンクの水、そして水を張るためのベビーバス。
ベビーバスは大根の泥を落とすために、購入したのではないでしょう。 たぶん、出産のため、あるいは生後間もない赤ちゃんを抱いて里帰りした娘さんのために準備したものでしょう。
初孫がお湯に浸かる姿を、目を細めて見るお二人が目に浮かぶ。
同居している、していないにかかわらず、ベビーバスはお孫さんがいる実家の必須アイテムですね。
でも、本来の役目を果たすことはこの先はない、と、思い定める日は必ず来る……
思い出がいっぱいのベビーバスが、畑にさりげなく置かれている。 なぜかシュールな光景に見えます。
抜いたばかりの大根の白い肌から泥を洗い落とす洗い桶として再登板です。二人とも洗いながら、お孫ちゃんに産湯をつかわせたことを思い出すのだろうか……
「私たち家族は、代を継いでいますよ」との、遠慮がちのアピールに見えなくもない。オーナーご夫妻の幸せな家族像がほうふつとします。
でも、なぜ二つなんだろう???? シュールです。
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