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2011/02/28(月) 372 その日は近い
きのう27日午前8時54分の会社前の解体ビル現場。
作業はお休みで、重機の動きはなく作業員やガードマンの姿はない。

姿があると、駐車や撮影がなんとなくはばかられるが、
気兼ねなくシャッターを押せた。

作業は、ビルの中身を壊して最後に残した周囲の壁を中心に向けて引き倒す手順。
広告塔は引き倒されたし、さらに北側の壁面も無くなった。

当たり前だが、景色が広がった。

およそ30年の間、このビルの陰に隠れていたものが姿を現している。
この姿だって、盛衰を重ね、30年前と同じものではない。

あらためて、いかにこのビルが巨躯であったかが思い知らされる。
そして、街の変遷というか時の流れを考えさせられる。

工事が完了し、見通せるようになったときの周囲の光景は……

30年前にフィルムを巻き戻し再生した時の光景とは、
かなり違っているはず。

ビルを呼び寄せた当時の活気はあるのだろうか……

その日は近い。

2011/02/27(日) 371 案内状
今朝、庭を見て驚いた。
株立ちのハウチワカエデの “根開け”が、
どんどん後退する雪解けラインと合体。
白い陸地にえぐられた丸い入り江のような形を見せていた。

中央にあった太陽電池の高さ30センチほどの常夜灯も、“根開け”。

気づかないでいたが、かまくらに灯したロウソクのように、
ほのかな明かりで雪を照らしていたのだろうか?? 微妙だなぁ〜〜

昨日、能代のゴルフ場から案内状が届いた。
「2月下旬オープン予定」と大書きされている。

案内状の文章作成はいつ? 発送はいつ? いろいろ逆算はしてみるものの、ここ1週間はゴルフ場のオープンを妨げるほどの新たな雪が降ったという情報はない。

2月下旬といえば… さらに2月の週末といえば昨日と今日のこと。
そうすると、早々と県内で初ラウンドを楽しんだ幸せ者がいたのかもしれない。

ゴルフ場に「グッショッ!! 」「ナイッショッ!! 」の声が響けば、
本格的な春の幕開けですね。

徒歩圏内のゴルフ場のコンディションは、我が家の庭とほぼ同じ。
もう一息…… 気持が高揚してきます。

2011/02/26(土) 370 ちょっと違うぞ!?
4日前に、我が家全景を載せたばかり。
今回も26日朝の我が家です。申し訳ありません。

4日前の写真と“間違い探し”をしてみてください。

「快晴だった天気と飛行機雲が違うだろう!! 」
あまり歴然としていて「小馬鹿にするな」と、非難が聞こえそう。
ほか、ジープが手前にあるとか、屋根雪が消えたとか……

このカットを載せた動機の大半は、玄関の前に忽然と現れた電柱の存在感です。電柱が立ったと思う間もなく、電線が……

玄関までのアプローチは段差ありの幅3メートル私道。
何回か紹介したが、プロのドライバーも脱輪するという“交通難所”。

でも、宅地開発で“交通難所”も昔話になるのだ。
道路幅が6メートルとなり、電柱の位置まで広がるのだ。

数日前にはガレージに入れようとして、ツルツルの氷状の“わだち”の
くぼみから脱出できなくなり立ち往生。
強力な駆動力を誇るジープが、アリ地獄にもがくアリのようでした。

激しく空転するスリップ音に気付いたご近所の男性陣に
押してもらうお粗末を演じたばかり。

これが最後の昔話? いや笑い話になるのでしょうか。

2011/02/25(金) 369 雨の力
明け方、結構激しい雨が降っていた。
25日午前6時50分、ストレッチ中の書斎の窓からの眺め。
昨朝、10センチほどの厚さがあった屋根雪が、跡形もなく消えた。

この時期、ゴルフ場の“残雪”が気になる。
“積雪”でなく“残雪”と書いて正直驚いた。
もはや気分は、降る雪と“おさらば”している。

閑話休題。
ゴルフ場関係者は、この時期、雨の方が有り難いのだそうだ。
太陽燦燦より、雪解けが早く進むというのだ。

雪消えが早いか遅いかが、ダイレクトに営業日数に響くゴルフ場関係者の言葉には、説得力がある。

太陽に軍配を上げたいが、きっと、そうなのだろう。

太陽燦燦の翌日は放射冷却でいったん解けた雪がガチガチに凍りつく。反動があるのだ。
特に日陰は最悪。固さも超1級品で実に厄介。

その点、雨は、日陰だろうと日向だろうとあまねく解かしてくれる。

そういえば、会社の北側の道路に執念深く残っていた雪の塊も、
雨に打たれて1回りも2回りも縮んでいた。

雨が春を手招きしている。

2011/02/24(木) 368 空が広がった
ビル解体が始まって、音、振動は日常的。気にもしなくなっていた。

しかし、昨日4時ごろの音と振動はびっくりするほど激しいというほどではなかったが、これまでの音と振動とは、明らかに“格”が違っていた。

何かメモリアルな響きとでも言おうか……

広告塔が引き倒されたのだ。左上から時計回りに
14時58分、同59分、16時3分、同4分撮影。

左端の塔屋に隠れて一部顔を出している赤字に白抜き文字の看板が、下2つの写真では地べたに落下している。

通りに出ると、解体ビル関連の社員らが、大勢で見守っていた。

作業員が屋上で看板を押していて、引き倒された瞬間に「落ちたかと思った!! 」と、びっくり体験したユータロー君、コータロー君のママ。

2、3回ほど失敗したそうで、「見ていてもらちが明かない」と、
買い物に出掛け、落下の瞬間を見損ねた食堂のマスター。

夕刻、集金に来た社屋オーナーおばちゃんに出来事を話すと、
「あらっ そ〜〜っ!! 」「30年来のシンボルが消えたのねぇ〜 」
と解体ビルを見上げた。

空が広くなりました。

2011/02/23(水) 367 飛行機雲
昨日に引き続き我が家の全景で申し訳ありません。
3日連続の快晴。
抜けるような青空に、くっきりと飛行機雲(23日8時53分撮影)。

飛行機雲を見て心を躍らせるには、年を重ね過ぎていますが、
我が家に消える? 我が家から湧き立つ? 
いずれにしても自宅に飛行機雲が重なる写真はレア。

おとといの21日。お日様マークが3個半続くと書いた。
今日が3個目。

たくさんの人と、お天気会話をした。
「このまま春が来ればいいですね!! 」

長年の経験からすれば、このまますんなり春が来るわけはない。
「どかっと雪が降らなければいいですね」と応じたり、
そんな返事が返ってくる。

期待が大きければ落胆も大きいので、「転ばぬ先の杖」というか、
ドカ雪に見舞われても、あまり心を乱さないようにと配慮が働くようだ。

さて、「ひとこと」も2周目。昨年はどうだった?? と調べるのも楽。
24日付けで、輝きを増した海をみてびっくりしたことが書かれている。

もちろんポカポカ陽気。
でもその後には……

2011/02/22(火) 366 初めの一歩
366回目にして“初めの一歩”もないもんだが、
400メートルのトラックを走り切り、今朝が2周目の最初の一歩。

そんな新たな気持ちでPCに向かっています。

今朝8時51分の自宅全景です。
この光景が、見納めです。

雪解けとともに、家の前の空き地で宅地造成が始まります。
14区画。新しい家が建ち、我が家はその家々に隠れてしまいます。

しばらくは、この位置でも見渡せるのでしょうが、
いずれは背景の一部に。

確実に言えるのは、屋根に雪を乗せた風景は、
これが最後になることです。

昨日、開発にあたる同業の社長さんから説明を受けました。

この業界に身を投じて1年。
よちよち歩きの私にとって、とてつもなく大きく見える仕事が、
自宅の目の前で繰り広げられようとしています。
これほどの教科書があろうか、という気持ちです。

雲ひとつない快晴。
2周目の“初めの一歩”に、本当にふさわしい写真だと思っています。

2011/02/21(月) 365 馬の背
今日から3個半、お日様マークが続きます。ことし初。うれしくなる。
写真は今朝8時46分の我が家へのアプローチ。

陽の光がまぶしい快晴。
でも、ここに限れば雪との闘いの最終工程とは言い難い。

交通量の多い幹線道路では“わだち”がどんどん深くなるが、
車の通行がまれな所では“馬の背”が出来て、どんどん盛り上がる。

これが実に厄介。“馬の背”とは「尾根づたいの細い道」の意。
どちらに足を踏み外しても谷底に転げ落ちる剣呑な道のこと。

我が家へは、右に脱輪すると1メートル以上の段差で腹をつく、
左に脱輪するとブロック塀に吸いついてしまう、
というダブルの危険をクリアしなければならない。

いずれに陥っても始末に困る。

左右に、ためらい傷のように深い“わだち”が…… 
かろうじて踏みとどまっている。今シーズンは大事に至っていません。

今日で365回。エンスト、脱輪もせずようここまで来たなという感じ。

立ち止まることなく4百メートルのトラックをやっとのこと1周走り切り、
やっと円環ができました。
通過点だと思っています。

2011/02/20(日) 364 雪壁
刑務所前の道路が広く感じるようになって、かなりの日数が経つ。
今朝8時51分の雪壁。泥はねで汚れ、断面はでこぼこしている。

標高の高い道路にも春が来ると、リール式の除雪車が造り出した
雪の回廊が、TVをにぎわすようになる。

その雪壁に遠く及ばないが、ここでも、除雪した直後は、鋭利な刃物で切り取られたような断面で、道路に垂直な雪壁となっていた。
雪壁とは大げさで、まんじゅうを半分に切り落としたような感じ……

それも今では、視界の邪魔にならないほど小さく縮まっている。

昨日もよく見かけたが、晴れ間とともに暇な男性(暇でない男性も)が外に出て、残り少なくなった雪の塊と格闘し始める。

一番の目標は、何度も解けては凍りついた氷状の雪を道路から引っ剥がすこと。「この作業が好きだ」という男性は多い。
私もガキの頃、「危ないから」と言われつつも、
手斧で氷剥がしに精を出した。

その当時の方が手強かった。固く、氷の透明度も高く、きれいだった。

この作業、雪との闘いの最終工程。

今朝の雪で、出はなをくじかれた人も多いかと思う。
気温が上がれば、春を迎える作業に精を出す人が繰り出すかも。

2011/02/19(土) 363 根あけ
能代支局の勤務時代、四季おりおりの白神のブナを堪能できた。
早春の林に入って、ブナの“根開け”に感動したものだ。

ブナの体温が解かすのだ―との説明を受けたような気もするし、
実際そうだと思い込んでいた。

カットは庭にある株立ちのハウチワカエデ(今朝8時30分撮影)。
実は1本だけ葉をつけない幹があった。でも、すべての幹に“根開け”があるので、体温がある=枯れていないことの証明。
今年はすべての幹で葉をつけてくれるだろう……

こんな論理で、生命力の素晴らしさを書こうとしたのだが……

でもこの論理は、ネットでちょちょいと調べるとあっさり覆された。

それによると、枯れ木でも“根開け”は起こり、最近では日光の反射率の違いによるとする説が有力視されている。さらに、春先の温かい雨が幹回りを解かすなどなど、さまざまな現象による説があるのだ。

ブナ林では、「幹に耳をあてて“鼓動”を聴きなさい」ということも勧められた記憶もある。
あり得ないことらしいが、聴こえた人もいたような…… 

ブナの体温が、いち早く幹回りを解かす… というのもその延長線か。

どうこう言っても“根開け”は間違いなく春の到来を告げるサインです。

2月絵日記の続き


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