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2011/02/24(木)
368 空が広がった
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ビル解体が始まって、音、振動は日常的。気にもしなくなっていた。
しかし、昨日4時ごろの音と振動はびっくりするほど激しいというほどではなかったが、これまでの音と振動とは、明らかに“格”が違っていた。
何かメモリアルな響きとでも言おうか……
広告塔が引き倒されたのだ。左上から時計回りに 14時58分、同59分、16時3分、同4分撮影。
左端の塔屋に隠れて一部顔を出している赤字に白抜き文字の看板が、下2つの写真では地べたに落下している。
通りに出ると、解体ビル関連の社員らが、大勢で見守っていた。
作業員が屋上で看板を押していて、引き倒された瞬間に「落ちたかと思った!! 」と、びっくり体験したユータロー君、コータロー君のママ。
2、3回ほど失敗したそうで、「見ていてもらちが明かない」と、 買い物に出掛け、落下の瞬間を見損ねた食堂のマスター。
夕刻、集金に来た社屋オーナーおばちゃんに出来事を話すと、 「あらっ そ〜〜っ!! 」「30年来のシンボルが消えたのねぇ〜 」 と解体ビルを見上げた。
空が広くなりました。
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