|
2011/02/04(金)
348 みず雪
|
|
|
明け方、雨が降った。 いつもの玄関前の風景だが、寒風にさらされていた木肌も、雨に濡れたせいで、生気を取り戻したように見える。
雪全体も、水を含んでフワフワ感がなく重そう。 白いサクサクのかき氷に、透明のシロップをかけると、その部分がシャーベット状になってしぼんでいくように、屋根雪や、オンコの上の雪は一回り縮んでいる。
微妙なのだが、雪国に暮らしていると、 そんな違いに春の気配を感じたりする。
「津軽恋女」は良い。 ♪津軽には七つの 雪が降るとか こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、 みず雪、かた雪、春待つ氷雪(こおりゆき)
この“七つの雪”は、たぶん気象用語ではないので、はっきりした定義はなく、受け止める人によっては様々なのではないかと思う。
今朝の雨は、雨音で目が覚めるぐらいだったのに、朝食時には音無しの湿り雪に変わっていた。さぁ〜 これはみず雪??
この歌詞の素晴らしさは、最後の“春待つ氷雪”ですね。 春と氷雪とのギャップが、一本調子とはいかない春の訪れに、気を揉む東北人の気持にぴったりきます。ところで、氷雪ってどんな雪??
|
 |
|
|