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2011/03/31(木) 403 楽しむことを諦めない
「HondaCB750FOUR」の模型作りは3月7日の21時55分で止まったまま。2週間おきの配送が滞っている。

震災で物流が大混乱。被災地に向けた命をつなぐルートは、懸命の努力で復旧しているとはいえ、すべてにいきわたっている訳ではない。

おのずと運ばれるべき物の優先順位ははっきりしているし、
不要不急の物はどんどん後回しにされる。

それに用いられるトラック、配送基地、機材、人員は
それに掛かり切りになるべきだ。

購読者のみなさんも、まだまだ、模型作りに憩いや癒しを求めるような気持ちには、とてもなれないのではないか。

みんなの気持ちが、「さあ〜 模型作りで楽しもうかぁ〜 」
といった気持ちになれるまで、いつまでも待つ気でいます。

桜だよりも遠慮がちに、ちらほら届くようになってきた。
満開は待ってはくれない。今年の花見ほど、悩ましいものはない。

花見に限らず、楽しむこと一般について、心底から無条件に楽しむことができるだろうか? と、問えば、たぶん否でしょう。

そんな被災地を思いやる気持ちを抱きつつ、そのうえで、楽しむことを諦めない。そんな選択肢もあるのではないか、と思っています。

2011/03/30(水) 402 定位置確保
今朝からこの光景なのだ。
うまく、収まりがついたということか。

このカーポートは、平成18豪雪の際、車の屋根雪下ろしに
音を上げて、設置したもの。
2台分である。

開業と同時に、どんな小路にでもすばしっこく入れるようにと購入した3台目の三菱コルト。

どうしても先輩格の2台に追いやられて風雪にさらされていた。
やっと、晴れて屋根付きの定位置を確保です。

カーポート前は段差ありの3メートル道路。

ジープがどっしりとはばかっていた時には、VOLVOの出入りは、
脱輪を避けるため何回も切り返しが必要だった。

その脱輪の恐怖からも解放です。

その数々の“脱輪ドラマ”を生んだ、3メートル道路も、
宅地造成に伴って6メートル道路に拡幅される。
造成工事も本格化してきた。

力強さを増してきた槌音。春を呼び込んでいるようだ。
被災地にも響き渡ってほしい。

2011/03/29(火) 401 さらばジープ
「気づくのが遅すぎる!! 」
叱られてしまった。夫婦二人に車3台はいらない。

震災直後の14日に、ラッキーなことに並ばずにガソリン満タンにできた。とはいえ、3台の内、もっとも燃費の悪いのがジープ。

給油待ちの車列を横目にガソリンバラマキ車の運転はひんしゅくもの。
ずーっと運転を控えていた。

最近になって「エーッ!! 車検切れだぜ!! 」

実は、ちょうどガソリンを満タンにした14日がジープの車検満了日。

後ろめたさというか、にわかに頭をもたげた“省エネ”意識が、
車検切れ運転を防いでくれた。

こんな時代、特別なニーズでもない限り、持つこと自体が問われそう。
やっと、踏ん切りがついた。

丸目で愛らしいフロントビューが特徴。4輪駆動の世界をリードしてきた技術は、今なおユーザーを魅了し続けている。

この2月、雪道で立ち往生した車をけん引したのが、花道でした。

昨朝は大雪。今朝は雨。変転極まりない天候。
ジープにとっては涙雨……

2011/03/28(月) 400 400回記念
400回となりました。ただただ1日も欠かさず続ける―という、体力勝負的に挑んできたのだが、自然の猛威にはかなわず、3月12日付けの384回は欠番となりました。

数を重ねるだけで、文章力アップなどは夢のまた夢。
恥ずかしい限りの文章で、お目を汚しています。

それでも、震災で回線が寸断というような物理的に不可能にならない限りは、愚直にアップし続ける気でいます。

こんなつまらないことを書いていいのだろうか?? 自問しつつ。

震災以降、携行品が増えた。
発電機付きLEDライトと名刺サイズのイヤホーン用のラジオ。

1昼夜の停電で、つくづく電気のありがたみが身にしみた。
白熱電球の下で、ラジオを聴きながら団欒をしていた子供時代なら、停電はさほどこたえなかったはず。

この2つは、そんな昔の標準装備品。
いかに電気に支配されていたかを思う。

3月11日以降、気持に変化のなかった人は一人としていないはず。かく言う私も……

今朝も大雪。思いやる日が続きます。

2011/03/27(日) 398 キャンセル
厳しい底冷え。朝起きたら雪が積もっている。
被災地の御苦労を思うと、やり切れない気持になる。

女房は今朝、銀座のホテルで朝を迎えるはずだった。
東京時代に勤めていた大手広告代理店の同期の退職祝いと、
同期会が予定されていた。

遠方からの出席者は那須高原の“別荘”の女主人と2人。
東北地方のくくりで、震災ご心配をいただいているのが申し訳ないぐらい、太平洋沿岸部の被災者のご苦労は言語に絶する。

参加者同士の無事が確認されたところで、中止、延期となった。
会場の複合施設が避難民1000人の受け入れを決めるなど、
直接的な影響もあったようだ。

東北新幹線が福島県内で寸断されている中、秋田からの空路は
北東北の数少ない東京への直通ルート。
そのシートは、広く優先度の高い人々に譲られるべきでもある。

さて、その航空チケット。4日前のキャンセルに関わらず、心配したキャンセル料はゼロ。「さまざまな会合等が中止になっているようですよ」と、鷹揚に対応してくれたという。

「でも、航空会社によっては一様ではないようですよ」
痛みを分かち合わなければならないときなのに…… 
硬直した体質に唖然とします。

2011/03/26(土) 398 義捐金積み立て
昨日、合気道ちゃん(1月30日付)の母上から電話をいただいた。
「ひとこと」を、“まとめ読み”をしていて、震災前の9日に牡鹿半島沖地震があったことを、10日付の「やはり地震だ……」で知り、ただの偶然ではないような気になったらしい。

予感めいたものは、これっぽっちもなかったが、ただ、11日のけた外れの大きな揺れに為す術もなく身を委ねながら、震源地は太平洋側で、ただならぬ被害が発生しているだろうな… と、瞬間的に思った。

その兄嫁と兄は大きな揺れに見舞われた船橋住。
兄とはメールのやり取りで無事は確認しているが、言葉での安否確認はまた別物。言い尽くせないさまざまなものが伝わってくる感じがした。

兄は、政府の対応の悪さに切歯扼腕していて、グチグチ文句を言う度に500円なりで義捐金積み立てを始めたらしい。それも最近では、あまりの文句の多さに一言100円に切り下げたと、兄嫁が笑って教えてくれた。

文句だけでは埒が明かないと、新聞に投書すること4回、さらに腹の納まらない兄は「内閣官房」宛に何通か提言書を送りつけている。

行動派でもあるのだが、かといって、年齢的にボランティアとはいかない
もどかしさも感じているのだ。
山ほどの文句も、義捐金に化ければ文句のつけがいもある。

最近送られてきた、合気道ちゃんの結婚写真です。

2011/03/25(金) 397 覚悟
記憶がいいとか、勘が鋭いとも思ったことはない。

いつもの通勤時間に、いつもの通勤路で出合う車や人に対し、
特別なことでもない限り、気を払ってはいないのだ……
信号でワンボックスカーの後ろに着いた。ちょっと違うぞ!! 

子供のスポーツクラブの送り迎えに、世話焼きパパが購入するような明るい色調。4〜5人は乗っている。休日でもないのに……
市立病院の裏口に吸い込まれていった。ナンバーは「福島」。

「被災者なのかな〜 」 頭を巡らせていると、
山王中学校方向に別のワンボックスカーが右折して行く。
ナンバーは「宮城」。

外れかもしれないが、それぞれ厳しい現実を抱えているのだろうか……

阪神大震災の際、1万件ほどのホームスティーの受け入れの申し入れに対し、実現したのは100件ほどだったという。理由は、受け入れ側の「子供だけ」「受験生だけ」などという条件にあったという。

ホームスティーに限らないにしても、得られた教訓は、
「家族単位」であり「集団」。

まずは行政だろうが、受け入れ側の覚悟が問われている。

昨日の雪が、まぶしかった。なかなか一筋縄にはいかない。

2011/03/24(木) 396 車列が消えた
今朝の若葉町交差点のガソリンスタンド。
信号待ちの間に、給油のために入っていった車は、
たった2台だけでした。

数日前には最大2キロほどあった車列は、幻のようです。

ガソリンがいきわたり、すべての車が満タンになったのでしょう。
これからは、減ったら注ぎ足すという、通常モードに戻ったということか。

ガソリンが手に入らなくなることへの不安感は、
公共交通機関の発達していない車社会では、
移動手段がなくなることを意味する切実なもの。

想像もしていなかった一昼夜に及ぶ停電や、さまざまな物不足。
被災地には及ぶべくもないが、これらの経験は、多くの教訓を残した。

昨日は、業界の臨時総会。
犠牲者への黙とうから始まった。

震災以降、私にとって大がかりな会合等は初めて。
中止も検討されたそうだが、思いのほか多数の出席者があった。

皆がもっている思いを分かち合いたかったのか?
言葉の端々にそれは窺えた。

その思いは一つ。がんばれ東北。がんばれ日本。

2011/03/23(水) 395 オヤジ
地震、かみなり、火事、オヤジ。
あらがえないものの代表格だ。中でも特異なのは“オヤジ”。

父親の権威の喪失とともに、他の三つと並び称されるのも
はばかられるような長期低落傾向なのだが……

“オヤジ”の復権ですね。
「○○は絶対許さん!! 」。 帰宅難民を締め出したことに怒った石原都知事の発言に快哉を送ったラジオのコメンテーターは、亀井代表を主要なポストに据えれば、獅子奮迅、快刀乱麻の活躍をするだろう、と残念がっていた。

二人に“オヤジ”を重ねていた。
あらがえないということの裏返しには、
この人物に任せれば安心という気持がある。

決死の消火活動を行ったハイパーレスキュー隊員を前に、感涙し言葉を失った知事。「この人の下だからやれた」と前を向く隊員。
時として“オヤジ”には涙も似合うのだ。

困った“オヤジ”もいないわけではない。
25日開幕に意地を張り、一転譲る姿勢を見せたと思ったら、しぶしぶ4日ほど遅らせた程度でお茶を濁そうとする。退場願いたいですね。

有事のときだからこそ力量を発揮し、力技でぐいぐい引っ張っていく。
政府の中枢に そんな“オヤジ”の顔がないのが歯がゆい。

2011/03/22(火) 384 明るくいこう
昨日「みんなをラジオに引き寄せるものは何だろう」と書いた。
答えは「距離感がない」ということ。
帰宅途中にラジオで教えられた。

それは、震災に遭ってラジオの役割に目覚めた
リスナーの素直な感想でした。同感です。

ラジオを聴きながら、朝一のテーブル拭きをしている。
ラジオはその上、手を休めずに、“ながら族”ができることもうれしい。

火曜日だが連休明け。週始めの特有の、さあやるぞというような、
気持の切り替わりの高ぶりみたいなものが、そこここにみなぎっている。

ブラインドを透して大分春めいた光が射している。
そんな中、経済評論家が、被災地を思いやりながら話している。

被災国でありながら円が高騰する不可思議。
そして株価の動きなどを話している。

被災が日本経済に及ぼす影響について、
海外の論調も紹介していた。
概略は、そのことによって力強さは失わないが、条件付き。

その条件とは、実に簡単。一人一人が落ち込まないことだった。

明るくいこう。

3月絵日記の続き


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