|
2011/05/17(火)
451 ど根性タンポポ2
|
|
|
チューリップの先に1輪のタンポポ。ことしもコンクリートの隙間に咲いた。
我が家の芝生は雑草畑に近いのだが、侵食が目立つのはタンポポ。黄色の花は、格好の目印で、年々着実にエリアを広げている。
根は深く、完璧に抜き取ることはできないし、あの落下傘に似た種子が風に乗り新たな生命を芽生えさせる適地を探しに四方八方に散らばるのだから、やむを得ないか……
あの落下傘が、同心円状に広がるなどとは、小さな子供でも思うまい。息を吹きかければ勢いよく1方向に飛び散るにしても、 後は風任せ。順風もあれば逆風もある。
同心円状に避難地域を決めたおかしさが、だんだん明らかになって来た。バケツ1杯を満たそうと何杯分もの水を2カ月も入れ続け、ここになってやっとバケツに穴があいていることに気付いたらしい。メルトダウンという重大事が、2カ月間も把握できなかったらしい……
優れた科学脳をおもちの方々が、小さな子供の想像力以下だとは思えない。2カ月もたった今、これまでの知らされてきたこととの食い違いが、次々に明らかになるのはなぜだろう。子供に限らず不可解なことだと思うし、とうてい説明責任を果たしているとは思えない。
もとえ!! このコンクリートの亀裂に根を下ろした落下傘兵の卓抜な技量には感服せざるを得ない。同心円とは全く無縁に上昇気流やビル風にもまれてやっとたどり着いたとすれば、いとおしさがつのる。
|
|
|
|