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2011/07/28(木)
523 キックスターターアーム
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ナナハンのキックスターターアームの取り付けが終わった。 こんな細部にわたる部品が、細い所はキッチリ細く、カーブを描く部分はキッチリ曲がっている。そんな入念な出来栄えがうれしい。
右手でスターターアームを引き出し、右足をアームに乗せ、数回軽く踏み込む。一番プレッシャーが掛かるポイントを探し当て、一気に踏み込む。そんな所作を思い出す。
ズン!! とエンジンが始動した音に続いて、低速回転の重量感あふれるエンジン音が、アクセルが開けられるのを待って息を整えている。
もちろんセルモーターは着いていて、ハンドル右の黒いポッチを押すと、キュルルルという音とともにズン!!
これは、アイアンホースを目覚めさせる儀式としては、あまりにも物足りない感じがして嫌いだった。いずれにしても、身の引き締まる瞬間に変わりなかった。
そして、ムチを入れる瞬間はというと、加速をつけるためギアを1段落として、アクセルを全開する…… そんな瞬間でしたか……
キックスターターアームの取り付け部の内部には電極とコードが……
説明書には「連動するサウンドギミックにより“スターターボタン操作時とは異なるエンジン始動時の音を”響かせることが可能となる」とある。 心憎いばかりの配慮ではないか……
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