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2011/08/11(木)
537 ゲリラ豪雨
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リビングに飾ってある舘岡栗山の絵。 ♪ 秋田の国でハ 雨がふっても 傘などいらぬ 手頃の蕗の葉 ひらりと おっていくわい ♪ とある。
昨日の夕方の豪雨は、こんなのどかな降り方ではなかった。
ヒートアイランド現象の影響か、突然の篠突く大雨で、行き場を失った雨水がマンホールの蓋を噴き上げたり、地下鉄の出入り口に流れ込んだりして、帰宅を急ぐOLたちを途方に暮れさせる首都圏のゲリラ豪雨と何ら変わらないような様相だった。
秋田もそんな都市化現象に襲われるようになったのか……
それほど、都市化が進んでいるとも思えないし、規模も小さい。 周囲には豊かな水田があって、田園都市ともいえそうだ。
都市化現象がもたらしたものというよりは、 気候変動がもたらしたものというべきなのでしょうか……
昔から夕立はあった。絵はどことなくユーモラスで、どこか明るさがある。
逃げまどう姿も、「いつもの直ぐ止む雨さ」との安心に裏打ちされた、必死さとは別の慌て方のように見える。余裕があり、楽しむような……
昨日の雨は、そんな余裕を吹き飛ばすゲリラ豪雨。 栗山の世界のような優しい夕立は、遠い昔になったのでしょうか。
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