|
2011/08/08(月)
534 勝平得之の世界
|
|
|
竿燈の喧騒が去り、日常を取り戻しました。秋田市の夏といえば竿燈。竿燈が過ぎて、みんなの胸に浮かぶものは……
本来から言えば、竿燈は暑気払いや五穀豊穣、先祖供養など様々な思いを込めたもの。これからの残暑を乗り切るため、気合いを入れ直すのが本来の目的だろうが……
“竿燈ウイーク”が過ぎると「秋田の夏は終わり」との思いもよぎる。 祭の後の虚脱感も手伝ってか「もう冬が来るね」。つい無駄口も。
竿燈期間中にイベント会場で大にぎわいの広場からの眺めです。 このにぎわいもあってか、“みらいお休み処”は好評でした。
その中のお客さんの一人が、ニューシティビルが解体され、顕わになった「ここのたたずまいは“勝平得之”の世界だね」とおっしゃった。
ビルに隠れていた昭和の街並みが表舞台に。
ここの会社の建物はというと築100年以上の町家で、明治の風情もたっぷり醸し出している。皆の心に残る懐かしい光景ではないか。
「雪景色となれば、まさに“得之”の世界だ!! 」と彼。 「馬そりなどがあったりして…… 」 それは、タイムスリップし過ぎか。
しんしん降る雪だと趣もあるが、猛烈な地吹雪が発生したら…… これから残暑だというのに、絵にもならない下らない心配をしている。
|
 |
|
|