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2011/09/14(水)
571 プラタナス
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通勤途中の刑務所前の通りで、街路樹のプラタナスの剪定が行われていた。写真の右側が剪定前。左が剪定後。
剪定後の姿はまるで丸裸。特徴的な幹の白さが痛々しく見える。 一方は、葉が密に繁り綿あめのような形で、電線を覆い隠している。
今年の夏も、道の両側に豊かな緑が繁り、 遠近感や統一感を演出してくれていた。
目だけでなく、気持ちもなごむようで、 ゆったりとした気分になったものだ。
でも、例年繰り返される大胆な剪定には驚かされる。 プロがやっていることなので、枯らすことはないと思うのだが……
気になった記事があった。今夏、室蘭市のある地区で、 40年来のプラタナス並木が、一斉に姿を消したというのだ。
老木化による更新期が迫ったことのほかに、落ち葉が下水口を塞いだり、住民の高齢化による落ち葉処理の大変さ、などが皆伐の理由だと言う。
この時期の剪定は、あたり一面に落ち葉がまき散らされることを事前に防止しようとの狙いがあるのだろうか……
いずれにしても、旺盛な生命力で、来夏も目を楽しませてほしい。
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