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2011/09/09(金)
566 ホテルの灯り
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7日6時6分の会社前のホテル。 台風12号が温帯低気になったとはいえ、まだノロノロ北上している。台風一過とはいかない、いろんな気配を含んだ雲が怪しく見える。
昨年の今ごろは、ニューシティビルが解体工事に入ったとはいえ、眼前にそびえていた。広場を挟んで向き合ってから、夕陽を浴びるホテルを見るようになった。季節は初秋。こんな印象的な光景は初めてだ。
日が傾くと、夕焼けがホテルの窓に反射してまぶしい。ホテルより上空にある雲が残照でピンクに輝き、背後からホテルを際立たせている。
これがヨーロッパの古城だったりしたら、素晴らしい絵画ですね。 美しさのほかに、予感のようなものをひそませているような……
「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったものだ。
秋の夕日は沈み始めるとたちまち落ちることを言うが、ホテルの窓ガラスに夕陽が映って“満室”状態になるのはほんの一瞬。 すぐ夕闇に沈んでしまう。
車の灯りをスモールにして家路につくが、 帰宅したころにはとっぷり夕闇に包まれている。 秋を実感します。
なでしこジャパン、五輪切符おめでとう。 攻め続けてほしかった。勝ち切れなかったことが少し残念。
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