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2012/01/04(水)
683 お節料理
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お節料理は、お正月の家事のわずらわしさから解放する意味があるらしい。かといって、それは建前に近いもので、正月であっても女性は台所を仕切らざるを得ない。
私がチビだったころ、正月に訪れる人といえば、門付けの秋田漫才と、年始回りと称する父親の仕事関係の皆さんだった。確かにお節料理は手間暇はぶけるツールであったろうが、台所は酒をお燗するため、てんやわんや……
今も左手の親指の根元にある傷跡は、その徳利の林の周りをうろちょろはしゃいでいて、あげく躓いて林に倒れ込んでできた。 そんな時代の証言者でもある。
それでなくても忙しいのに…… 大騒ぎになったらしいが申し訳ない。
つまるところ、お節料理といったって、自宅新年会が普通だった男社会の、言い訳めいた、方便のような時代もあった。
それが、親類や家族の定番料理として落ち着いたのはいつのころか…
そして、親元に年始に行きたくても、それが叶わなくなってきたり……
家事から女性を解放する完璧な“お節料理”は、 なんといっても朝夕食付きの泊りがけですね……
正月3日昼、高速に乗って出かけました。お気楽1泊温泉ですが…
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