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2012/03/07(水)
746 冬のしっぽ
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毎朝ストレッチする書斎の小さな出窓からの眺め。 1メートル近くもこんもりと積もった屋根雪は、ここ数日、 目を見張るほど縮んでいる。午前6時42分のショット。
しっぽのように見える。朝食後、また見ると、 左端がちょん切れて、今にも消えそう。 融けて水になって屋根を濡らし、そして流れるか、 あるいは蒸発してお終いを迎る。
乾いた屋根を見るのは、根雪になって3〜4カ月ぶりか……
今日の最低気温は4.6℃。4月下旬の温かさだそうだが、 気温はそんなに上がらず、風が強い分、寒く感じるそうだ。
屋根雪が最盛期のころは、出窓を覆い、空は見えず、もちろんニセアカシアの枝も見えず、暗いので、密封されたような閉塞感だった。
それとは逆に、満月の深夜、昼と見紛うばかりの明るさに、不審に思って外に出たのが今年の1月。黄色い月に照らされた白い屋根が遠くまで見通せ、これが雪明りというものかと、驚いた。 本が読めるほどではないにしても……
昨日は公立高校の試験日。蛍雪の功を祈ります。中国の故事で、苦労して勉学に励み成功を収めること。試練に打ち克ってほしい。
その後は、卒業が待っている。定番ソングの「蛍の光」の出番です。
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