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2012/04/01(日)
771 残雪
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夜が白み始めて、ケーンケーンとキジの鳴き声。少し遅れてカモメの のんびりした声。外に出たら20羽足らずのハクチョウの群れが 鳴き声を残して整然と北へ向かった。
春を謳歌しているのでしょう。
人間様は、贅沢だ。「春が来たね!! 」という身も心も躍るような 喜び合う瞬間がないまま、4月を迎えてしまったような気がする。
「なんだか今年は、いつもと違うね」「気温が低いものね」などと、 確認し合うのが挨拶代わりになっている。
早いもので4月1日です。
家の前の道路が整備されてから、初めての冬でした。前庭の雪は、 除雪車が残した雪を積み上げた場所にほんの少し残るだけ。
なんのかんの言ったって、胸高ほどあった雪が、かき氷皿に乗っかるぐらいに小さくなると、視覚的にも季節が変わったということが、否応なしです。カレンダーもめくりました。なし崩し的に季節は巡ってくる。
今日は曇り空だが、なんとか持ちそう。明日からは下り坂。 ゴルフ場ではしびれを切らしたゴルファーたちが、空を見上げながらも楽しんでいるのだろうか……
早くフェアウエーで春を実感したい。
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