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2012/04/03(火)
773 ごくろーさん
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レストランの心遣いのバラの花一輪と、ワイン。 この組み合わせから“酒とバラの日々”の旋律が思い浮かぶのは、 相当年季が入った希少種でしょうか。
1962年の作品で、アルコール依存を扱ったシリアスな映画の主題歌。主役はジャック・レモン。ヘンリー・マンシーの手になる甘美なメロディーは、ジャズのスタンダードナンバーとしていろんな人がカバーしていて、いまだに色あせてない。
20代のころ、白い表紙の手製に近いジャズのスタンダードナンバーの 楽譜集が出回っていて、それを写譜して、覚えたメロディーの一つで とても懐かしい。
映画は悔恨というか、甘美なワインとは対極の人生の陰りが……
“入院生活”を始めて半月ほど。そして飲酒は昨夜を含め3回。 女房も風邪を引いたり、私への付き合いもあって控える日も多く、 ワインに溺れるなどとは無縁の生活です。
エンゲル係数も下がりつつある。奮発してブルゴーニュワインを……
昨夜は私の誕生祝い。私は63歳、女房は1月に59歳に。 語呂合わせは5(ご)9(く)6(ろー)3(さん)。 もちろん、乾杯の発声は「ごくろーさん!! 」
これからも基本は“入院食”。“酒とバラの日々”を反面教師に……
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