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2012/05/02(水)
802 ビンカミノール
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マンションの前には、土盛りをした植栽部分がある。コンクリートばかりだと殺風景なので、できるだけ緑を配置したいとして設けた。
そこに植えられた木は、ほとんどこの敷地にあったもので、マンション建築中は岩手県に疎開していた。そこそこ老木なので、白く朽ちた根元から、青々した次世代の枝が生え出したりして、頼もしい生命力を見せてくれているものもある。
紫色の花は、グランドカバーとして広く用いられるビンカミノール。
植えてから9年目になる。耐寒性常緑低木でエバーグリーンだ。 夏の盛りのスギナが優勢な時期は、光が遮られた地上すれすれで、日蔭のモヤシのように白っぽくなってじっと耐えている。
そして、スギナを抜き去るとまたみずみずしい緑を取り戻す。 毎年その繰り返しだ。スギナがそれほど優勢でないこの時期、 ビンカミノールの最大の見せ場、晴れ舞台だ。
近くの太平川のサクラは満開を過ぎた。入り口ドア付近にはサクラの花弁が吹き寄せられている。いい季節だ……
ネットのビンカミノールの項目に「脳の機能改善に効果がある薬草・ハーブとしても知られる」とある。
何という深謀遠慮…… というわけではないが得した気分。 お茶かな?? どう抽出するの?? いずれ試してみよう。
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