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2013/06/08(土)
1204 森のギャング
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森の若葉に映えるパステルカラーの花をつける植物に、森のギャングなる異名を付けた人々のフジに対する恨みは如何ばかりだったのだろう。
ゴルフ場でも、コース脇の林にもこんな風に。宿主は陽の光を遮られかなり窮屈そう。花は盛りを過ぎて色落ちしているが、これからは葉っぱが繁って……
ティーグランド脇に藤棚を作り、日蔭を提供しているゴルフ場でプレーすることも。
そんな時にツルが地面から這い出す箇所をしげしげと見ることがある。 何本かのツルが混然一体と絡まり合って太い幹のようになっているのを見て、 これに締め上げられたらひとたまりもないなぁ〜と。
山菜採りには、ルールがあったそうだ。人の山に入って山菜という果実を頂く代りに、立木に災いをもたらすツルを切ってお礼をするという、互助の精神が…… 多分、森のギャングの異名のフジも、もちろんその対象だったのでしょう。
でも、山菜採りが一般化して誰でも山に入るようになってから、そのルールも守られなくなっているとか…… 山岳コースのゴルフ場で、最近とみにフジの花を見かけるようになった理由の一つに、そんなこともあるのでしょうか。
市街地に近いゴルフ場でもこの通り。単なる手入れ不足!?
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