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2014/04/10(木)
1510 町の子
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自分の幼い頃の記憶を重ね合わせてユータロー君を見ていると、町の子だなと。 会社付近は昔でいう外町で商人町。私は内町の住宅地で育った。 人のにぎわい、車の頻繁な行き来など全く無縁の世界だった。
従って町の子は人馴れしてこっまっしゃくれて、垢抜けしていた。それに比べればほっぺは赤く、あくまでも人見知りで、よく言えば純朴。機転も利かずとろかった。
遊ぶにしたって不整形な野原を泥臭く駆け回っていたのに比べ、しゃれた街並みや小路を機敏に駆け抜けていたのでしょう。
ユータロー君は今年2年生。ママが「あっという間」と言うように、昨日は入学式でユータロー君が新入生を前に歓迎の発表をしてきたばかり。凛々しい威厳が。
さて自転車。2歳下のコータロー君も補助輪も取れて会社前のアスファルト広場を二人で縦横に走り回っているのだそうだ。
さて、昔の不整形な野原はほとんどが学校用地になったり宅地開発された。 道には多くはないが油断できない車。昔のように夢中で遊び回るには危険だ。 空洞化で広場が増えた町の方が、かえって遊びやすいのか……
かくしてユータロー君、コータロー君は広いアスファルトで思い存分練習を重ねたんだそうだ。今や町の子の方が伸びやかなのか。オジサンのたわごとです。
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