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2014/05/04(日)
1534 桜見物
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「花見はいらないね。花見しているのだもの」 夫婦2組のラウンド。だれから言うともなしに衆議一決です。
連休中もあってゴルフ場は満杯。ホールによっては待機の時間帯も。 行方定まらないボール相手に右往左往する遊戯。打球に集中していれば周囲の景色に目をやる余裕もないのですが、ときとしてくつろぐ場面も……
うららかな春の日を浴びて、冒頭の言葉が……
ティーングラウンド脇のサクラはほぼ散り終え、淡い緑の若葉が。 視線を送ると満開であったり、樹種の違いか花の色の濃淡があったり……
桜の名所のように、全山一色に染まったというダイナミックさはないにしても、所どころに配置されたサクラは、花見という言葉とともに気持ちも浮き立たせてくれる。
そんな気持ちも込めてシャッターを押すのだが、切り取った写真からは微塵も感じられないのは腕のせいでしょう。しばし見惚れていた景色なのですが……
「ショバ代も払っているのだもの」 なんだか現実に引き戻す下種の極みのような言葉が私から出てしまったのはなんですが……
微妙な季節の移ろいを全身で感じる。ゴルフをやってて良かったと思う瞬間です。
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