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2015/12/19(土)
2120 臆病者
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電話回線を通じて莫大な量のデータを送受信する、これすら理解を遥かに超えると思っていた。今度は光回線!? 光で多量のデータを送受信んん…… そう思ったのはずいぶん前。自宅のネット環境の切替えは早かった。
それに反し会社の環境が光に切り替わったのは3〜4年前。 その際、家にはないこんな光回線の装置が壁につけられた。コンセントとソケット。簡単に抜いたり差したりするものなのだろうな、とぼんやり考えていた。
近々、自分の手で床材を張り替える。その際コンセントを引き抜かなきゃならなくなる。でも試しに引き抜いてみよう、という勇気がなかった。仕組みとしては電気製品のコンセントとソケットと同じことだろう、と思うのだが……
生まれた時からパソコンがあった世代とは、新技術に対する受容度が全く違う。当たり前のように壁に付けられた装置、たぶん誰でも脱着できるようにと開発されたもの(=たぶん)に対しても恐れをなす、これはいかがなものか……
昨日、複合機の担当者がメンテにやって来た。パソコン世代。「これって簡単に引き抜けるの??」。彼は「やったことがないので分からないけど…… 」と少しためらいながらもクイッと引き抜いた。
「ドキドキしたでしょう!!」と笑いを取る私は、完ぺきに臆病者でした。でも、仕方ない。育った環境がアナログだったんだから…… 世代間格差は大きいなと。
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