|
2015/12/05(土)
2107 入道崎
|
|
|
一昨日、男鹿半島の突端の入道崎灯台に行った。 仕事で訪れて、北浦まで来たのだから少し足を伸ばして、と。 観光客などいるわけもなく、穏やかでも灰色の日本海を見下ろして端然と。
真夏の太陽に輝く白黒とは違って、灰色の雲に調子を合わせたようなくすんだ感じは、夏の青春真っ盛りから大人になったような感じがした。 自分より高いアンテナを従えて、落ち着き払っているようでもある。
実は昨日行こうと予定していたのだが、天気予報では大荒れ予想。それで1日早めたのだった。予定通りだと、積雪の朝で、行くことを断念したかも。
仕事内容は、依頼者の相続財産の確認。メーンの県道から入った住宅地。 観光シーズンには何度となく通った道だが、わき道に入るのは初めて。グーグル地図を頼りに、酒屋さん、床屋さんを過ぎて何本目のわき道を入る……
それらしき家にたどり着いたが、表札もない。そこで傍の家を訪ねると「はあい」と高校生のような男性の声。出てくると私よりも大男で年齢は40歳位。2〜3歳の女児二人をを片腕ずつに抱き上げて丁寧に案内してくれた。 仕事は無事終了。そして元気な家庭を見て将来は明るいな、と。
帰りは灯台を見て遠回りの海岸ぶちを…… 少し後悔した。暗くなって雨も。 対向車はたぶん家路を急ぐマイカーの列。私の車だけが一人ぼっちで……
|
 |
|
|