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2016/01/29(金)
2161 のどか
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少し前、キジのメスを見た。隣家の貸家との間のブロック塀の上。尻を向けている。彼女の目の前は小屋の壁。彼女は私が植えたスカイロケットの間にいる。
身を隠しているつもりなのか。確かに彼女の視野は壁に遮られているので向こうからは発見できない。だから隠れているつもりなのか。頭隠して尻隠さずか…… そうだとすれば実にのどかだ。
彼女の天敵はまずは人間、次は犬、猫か…… 猟場ではまさにそうだが、鉄砲をぶっ放せない市街では剣呑な状況はない。私は趣味としてハンターの真似事(=クレー射撃)を楽しむが、危険なオーラは発していないようだ。
犬、猫はどうか…… 飽食の限りを尽くして肥満を抱え、本来のハンターとしての本能は失いかけているのではないか。満ち足りていて、生存のための狩猟など、チャンチャラおかしくて、というところか。
ハウスのイチゴをネズミの食害から守る猫が話題になっている。眼つきはハンターのように精悍。野生そのもの。農村ではそれなりのフィールドがあってスズメ、ネズミが狩られているようだ。それに引き換え街中の猫ときたら……
たまに趣味人として、スポーツ感覚で狩をする犬、猫はいないものか…… それほどでなくとも少しちょっかいを出して見るとか…… 庭にはキジ、猫の足跡が残るが…… 実にのどかだ。
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