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2016/10/21(金)
2432 冷や汗
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十数年ぶりだと思う。田沢湖に向かう国道を走った。 50代にはあまり行かなくなったが、田沢湖高原スキー場にはかなり通った。
難所続きだが、特に雪道の難所が二つ。協和から角館に向かう曲がりくねった峠道。そして角館から田沢湖に向かう道で、新幹線などと立体交差する峠道。
左に曲がろうと減速して慎重にハンドルを握っていると、突然、山影から出てくる車に肝を冷した。その対向車がチャリチャリとチェーンの音を響かせる大型トラックやタンクローリーであれば、本当に恐怖心を感じた。
スタッドレスタイヤだけの私達の車と、スタッドレスにチェーンを巻いた車とは、まるっきり雪上でのグリップ力が違う。カーブなども安定してカーブを切る大型車に比べ、不安定この上ない。ハンドルを握る手に汗がネットリ……
そんなことを思いながら、走っていて、以前の光景とあまり変化がないな、と。 当時、立ち寄ったラーメン屋が、空き家になって荒れた姿に時間の流れを……
目的地まで60キロほど。1時間とチョイで着いたが、雪道だったらおよそ2倍はかかったろう。今後、通うとすれば、雪道の心配が。慎重の上にも慎重に。
帰りは夕闇が進んでいた。近道の広域農道を走ることも考えたが、勝手が分からないし暗闇が深いだろうな、と。同じ道を戻った。
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