|
2016/11/18(金)
2460 お化け
|
|
|
「やはらかに 柳あおめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」 植物が一番旺盛な生命力を発揮している時期に詠んだと思われるが…… それが泣けとごとくに見えてしまう心境…… 望郷の念というか……
アメリカのジャズのスタンダードナンバー「Willow Weep For Me」の物悲しいメロディーが思い浮かぶ。邦題は「柳よ泣いておくれ」。悲恋の歌であるらしい。 いずれも水辺の柳に思いを重ねている。しなやか揺れ動くシダレヤナギか……
幼いころ、ヤナギといえば、幽霊の元結を切った残バラ髪の幽霊のイメージが焼きついていた。幽霊とお化けの区別もつからないまでも、夕暮時、少し年上の怖い話の後に、ヤナギの枝が頬に触れただけで飛び上がった。
若干暗がりでは怖い気がしないでもないが、もはや刷り込みは解けたかと。
きょうNHKの朝の定時番組を中断して「今も続いています」「今終わりました」など、トランプ氏と安倍総理の会談を伝えていた。その枕詞に「キャンペーン中に数々の暴言を吐いた」が付くのは刷り込みでないか、と。
キャンペーン中は「泡沫候補と見られていた」が必ずついた。これも刷り込み。 ひどい印象操作だな、と。で、きょうの数回の挟み込みのニュース。 それも会談も終わっていないのに…… なんかNHKがうろたえているような…… それも“うろたえさせる”人物だとの印象操作!?
|
|
|
|