ひとこと
はじめまして
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2016年12月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2024/03/19 5140 極太麺
2024/03/18 5139 自粛中
2024/03/17 5138 感知器
2024/03/16 5137 前掛け
2024/03/15 5136 毛織物

直接移動: 20243 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2016/12/31(土) 2503 酉騒ぐ
今年もあと一日。騒然とした年も、この風景を見る限り穏やかに幕を閉じる。

隣の庭のほっぱらかしの庭木に、最近スズメが大挙して訪れ、チュンチュンやかましくなる瞬間がある。それよりも大きな鳥も数羽、追いかけるように羽を休める。

連休中で、いつもは会社にいる時間に寝室の窓から眺めることができる。
数日来、群を成して一斉に飛び立つスズメを撮ろうとケータイを構えるが……

飛び立ってからだと遅いし、タイミングが難しい。物を投げたりして追い立てようと思うが、それも簡単にできそうにもない。物を投げた!スズメ一斉に飛び立つ! ケータイを構える! というタイミングの取り方がむしろ大変だろう、と。

ジーっとタイミングを計って、撮ったのがこの1枚。3羽撮ることが出来た。

相場の格言で「申酉騒ぐ」と言うらしい。その申年。いろいろあった。来年はその“いろいろあった”の実相がいよいよ見えて来る年でもある。
ゆめゆめ油断めさるな!! ことし以上に油断のならない年になりそうだ。

今、読書三昧だ。新聞、TVメディアが伝えない部分を補うのに欠かせない。
それにネットも。茶の間で座っているだけでは真実を見誤ることが多いと思う。

あすから酉年。騒がしくなることは明らかだ。確かな目をもつ必要がある。

2016/12/30(金) 2502 香辛料
ポリープ切除の後、病理検査の結果が出るまで1週間の間があった。
切除前、切除後の個所をモニターで見せられていたので、そんなに心配はしなかった。病理検査も「念のため」といったニュアンスのように聞こえた。

素人目でも悪漢には見えないし、良性に間違いないという変な自信もありで、ホッとしたというか…… お腹の異物感でさっさと立ち去りたいと焦っていた。

止血のための点滴を受けつつ、「これをやられると、入院時代を思い出して気持ちが萎えるんだよな〜〜 」などと思いつつ、「それではアカン」と、持ち込んだ「相対性理論を楽しむ本」をベットに横たわりながら読んでいた。

切除から結果がでるまでは能天気だった。同じ経験をした男性は心配で心配で、眠れない夜を過ごした、と言っていたが、私は何の憂いもなく安眠していた。

むしろドックから検査までのぐずぐずしていた時間が、むしろ情緒不安定だった。

その間の社食です。消化のいい物、ということで鍋焼きうどんも食べました。いつもと違うのは香辛料を一切使わないこと。いつもは一味唐辛子をドバドバ、最近は一味に代えて豆板醤を入れたりして……

本来のうどんそのもの味、既製の出汁ではあるが、香辛料に邪魔されずに味わうことができた。  「ん!! 子どもの時の味じゃん!!」と妙に懐かしかった。

2016/12/29(木) 2501 二色飯
長期休暇に入っています。通勤時間、会社での仕事時間、家を出てからの時間がふんだんにあるということは、それだけ“外気”との触れ合いがあるということ。

何気ない会話、何気ない風景、何気ないFMにいろいろ触発されるのだ。
完ぺきに家に引きこもっているわけではないにしても、外からの刺激は激減する。

きょうは長期休暇2日目。外は雨。やり残しの冬支度でも敢行すれば、ネタにもなるのだが、話題づくりのため風邪なんか引けないし。

2日目にしてネタ切れ。撮り置いた写真に絵解きをつけて、何とかしのごうと……

「二食飯」です。左の弁当箱に注目を。右側の炊込みごはんにはミツバが散らしてあって、左側は白いごはんにユカリ。ご飯が2種類なのでネーミングしました。

この炊き込みご飯は前日の「鰰めし」の残り物です。さて皆さん、前日の「鰰めし」の残りなんて、生臭くて食えないだろう、とお思いか!?

炊きたての写真を数日前にアップしたが、尾頭付きのハタハタ2匹を見て拒絶反応を示したお方は、これにも「もってのほか」と思われるでしょうが……

炊き込みご飯は翌日も美味しい、とは共通認識だと思います。
「鰰めし」も例外ではございません。ひと炊きで二度おいしいのです。

2016/12/28(水) 2500 単純さ
27日仕事納め、きょう28日。雪が降っている。結構な密度、モコモコと。

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ

三好達治の「雪」。以前も書いたことがある。静寂の中でシンシンと夜中に降り積もる雪は、こんなもんだんだろうと、思いつつ眺めている。

小学校か中学校の授業で教わった記憶がある。その当時は「何だこれ」ぐらいにしか思わなかったが、なぜか尾を引いている。単純が故の、なぞめいた魅力というか、子ども時代には思いつかない何かに惹かれていたのか……

佐藤勝彦氏監修の「相対性理論を楽しむ本」に引用されているのには、びっくりし、共感を覚えたというか……  物理学でもっとも美しい理論であるとされる相対性理論の、その美しさの象徴として「雪」を紹介している。

「単純さと、素直さ。そして奥深さ、広がり
真理と美は、やはり同義語なのだと思います」とある。

物理学の高みにいて「雪」を語る、その高邁な理解にはとても追いつくことは逆立ちしても無理なことは明らかなのだが…… 
少なくともこの歳になって「雪」に奥深さを感じることができているのかな、と。

2016/12/27(火) 2499 絶食中
ただ今絶賛絶食中です。内視鏡による大腸検査が終わって、食事が摂れるようになるまでほぼ20時間ぐらいでしょうか。
その間、口から摂れるのは、これプラス2リットルのほど水、それにお茶、紅茶。

腹が空っぽになったにしてもガス欠の車のように動けなくなるわけでなし、これから金輪際食うことまかりならん!! というわけでもない。まあ、しょうがないか……

11月の人間ドックで、胃、腸の要精検のお手紙を頂いた。胃は何年か前に頂いたが腸は初めて。上から下から内視鏡を入れる羽目に。トホホでした。

まあ60数年、故障もなく動いてきてここに来て何かが引っかかる、というのはごくごく普通のことかな、と。胃は何もなく終わったが、苦しかった。
腸については検査中に見つかったポリープを切除したのが19日。

悪性かどうかの病理検査が出たのは1週間後のきのう26日。陰性で無罪放免されました。まあ、お付き合いしている方々で自らしゃべる方もいるし、こちらがポリープを取ったとコクれば「実は俺も」という方も……

結構お仲間がいらっしゃるのだな、と。「ご同類!!」と、仲間意識が芽生える、などとは勿論違うが、例外ではないということにホッとするというか……

無罪放免ということで禁酒、激しい運動も解禁に。ビールのうまかったこと。

2016/12/26(月) 2498 個体差
ことしも残すところ6日。仕事はきょうを含め2日間。年内になすべきことはなし終えたつもりでいるが…… 忘れていたことがないかどうか……

多分ない!! 絶対ない!! これだけ考えても思い浮かばないのだから、たとえあったとしても些細なことだろう。考えるのはもう無駄。頭を切り替えました。

きょうすべきことは、年末調整を終えたので源泉徴収した所得税の納付、家賃の支払いと、家賃支払調書への書き込み、仕事上の報告書の作成など……

一つひとつこなす際にも、何か忘れていないか、とか…… 
そうそう、正月飾りの購入もぼちぼち……

定点観測のシダレヤナギ。かなりイってます。僅かな葉のシルエットが……

ここは交差点の一角。どちらからの雨、風、雪に晒される最悪の立地と思われる。私の背中が北で、道路進行方向に吹く雪まじりの季節風の猛威が最悪。

で、私の左手の歩道上のシダレヤナギはどうか…… ビルが防雪壁となっていて落葉がそれほど進んでいない。余裕で年を越して新芽の季節を迎える!?

立地による差が一番大きいと思うが、お向かいさん同士でも個体差が……
ことしの定点観測は最終盤です。

2016/12/25(日) 2497 短縮形
昨日24日のNHK朝のドラマ「べっぴんさん」の設定はクリスマスイブ。雪の降り始めた商店街で靴職人が「ホワイトクリスマス」を歌うシーンで終わった。

私らの世代はビング・クロスビーの「ホワイトクリスマス」でしょうか。甘くソフトな声。日本人の琴線に響くスローナンバー。歌詞をそらんじて歌う曲の一つでした。

続く「あさイチ」では聞き覚えのない「クリぼっち」が話題だった。クリスマスイブを家族や恋人と過ごすことなく、一人ぼっちで過ごすクリスマスイブの短縮形だとか。

街頭インタビューで恥ずかしがる様子もなく答える女性陣がいた。彼女、彼氏向けの商品開発があって、それなりの需要に対する供給側の動きもあるのだとか。

さて、アメリカでは「メリー クリスマス」の挨拶を素直に言うのがタブーというか、憚られる雰囲気が広まっているとか。それに替わるのが「ハッピー ホリデー」。

多神教の日本では「そちらの神様の誕生日ですか。おめでとう」と言うことに何の障りはないし、短縮形の「メリクリ」もそこここに溢れる。一神教の国で、少数派の配慮とか、宗教観、歴史観でサラッとはいかない事情があるのでしょうが……

次期大統領のトランプ氏が、タブー視する今の風潮に異を唱えているとか……
明けて今朝は「ホワイトクリスマス」。選挙戦が終わっても、いまだにトランプ下げをしているように見えるNHKだが、ことクリスマスに関してはトランプ支持!?

2016/12/24(土) 2496 不確か
数日前、いつもの経路で会社に出勤中、頭をガツンと叩かれたような衝撃……
何かが違う、全然違う…… 違和感ばかりが先走る。一体なんだ……

この画像を見て、じっくり違和感の元を探し出してください。探し出したら、絶対「これはなんだ!! 」と2度びっくりなさるはずです。

答えは電線が無くなっている。電柱は間抜けというか、手持ち無沙汰というか、突然相方が消えてボケ役の漫才師がしょうも無くボーッと突っ立っているような。

何事かと思いませんか。書割を作っていて電線を書き忘れた。画像処理で電線だけを抜いた、そんな風です。現実世界では到底考えられないような……

もう一つ。この風景に最近まであった確か「海水魚」の看板の店が駐車場になった。今のご時勢、解体されると「ここに何が建っていたんだっけ」という風に、いきなり不確かになって、記憶から消し飛んでしまう。
だが「海水魚」の看板が印象的で、ぽっかり穴が開いたような気がしています。

で、思うに、これは無電柱化工事の一環で、電線だけが取り払われた途中経過を切り取っただけの話だろうと思うが…… 

なんか、心の平安がかき乱れる、というか、電線が無くなっただけなのに……
空が大きく広がる無電柱が良いに決まっていますが…… 身勝手ですね!!

2016/12/23(金) 2495 鰰めし
この料理を何と言ったらよいのか…… 炊き込みご飯ではある。
ゴボウなどを混ぜたお米に出汁を入れ、生ハタハタ2匹を寝かせて土鍋で炊く。

強火7分、弱火8分。あとは蒸らし。蒸らし上がって蓋を開けたところです。
頭と骨を抜き、全体をかき混ぜて、お茶わんによそい、ミツバで彩を添えて、と。

近所の割烹で初めて食べて病みつきになっています。
会席料理で、コースが進み、そろそろ終盤に差し掛かった頃合に「食事は稲庭うどんになさいますか、ハタハタごはんになさいますか」と聞いてくる。

タイミングは注文を聞いてから釜で炊き始めるので、炊き上がるまでの時間を逆算してのこと。コースが終わると炊きたて熱々のハタハタごはんが食べられる。

稲庭うどんは言わずと知れた秋田の名品。優劣つけ難いが私はハタハタごはんを勧める。「生臭いんじゃない」と敬遠する秋田人もいるが「まず食べてみれ」。

私もそう思った一人だが食べてびっくり。決して生臭くなく、白身魚特有の臭みもなく上品な味に仕上がっていて、みんなに満足を頂いている。

ユータロー君、コータロー君のママである割烹の女将に女房が習ったのだが、溺れたハタハタ、浜に打ち上げられたハタハタに見えなくもないが、十分うまみを絞り出してくれたのだ。今シーズン2度目です。にわか“海の民”に感謝です。

2016/12/22(木) 2494 遊漁者
今朝、非流通ルートで季節ハタハタが届いた。山ガールの旦那さんが、由利本荘方面で昨日釣ってきた超フレッシュなハタハタ。

今までお裾分けを頂いたのはタケノコをはじめとする山菜、渓流釣りのアユ、秋のキノコなどで、いわゆる山の幸。今回、初めての海の幸を頂きました。

近年、秋田の伝統魚であるハタハタも資源枯渇の懸念から禁漁になる年もあったり、漁獲枠を設けたりしているが、資源量の回復はハカバカしくない。

資源減少のあおりで高級魚化したり、一方で禁漁で口に入らなくなってハタハタ離れが進んだり、消費面でのハタハタを巡る状況もハカバカしくないようです。
ただハタハタが接岸する浜は遊漁者で溢れ、駐車できない程の大盛況だとか。

漁業者との競合も問題になろうが、プロは刺網で一網打尽。遊漁者はおこぼれ、あるいは刺網が仕掛けられていない藻場での釣りなので共存は可能かと。

以前は遊漁者に厳しい面もあったようだが、ハタハタを巡る状況が様変わりして、プロも目くじらを立てなくなったというか…… 遊漁者の取り分がハタハタ人気の回復につながれば良いぐらいに考え方が変わっているのかも。

好天が続いている。件の“山の民”は、きょうも“海の民”となるとか。
釣り好き、ハタハタ好きにはこでられねべな!!

12月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.