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2016/12/21(水)
2493 冬始め
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きょうは冬至。NHKの女性気象キャスターが「冬至 冬中 冬始め」と…… 意味も説明していた。それより何より、本当にそうだ、と、膝を打ちたかった。
ネットのことわざ辞典には「冬至は暦の上では冬の真ん中だが、実際は冬至から本格的に寒くなり、これから冬が始まるように感じられること」とある。
暦の上ということは、天体の運行によって物理的に決まることであって、それにともなう気象変化、それに対する人間の受け止め方……
その三つを巧みに言い表した一文なのだな、と。先人の知恵に驚くばかりです。
今「相対性理論を楽しむ本」「量子論を楽しむ本」を読んでいる。両理論のイロハのイというか、それよりもっと初歩的な小学生でも分かりそうな解説本だ。
壮大な宇宙の果てや始まりを究める理論であり、一方で物体の最小単位を究める理論…… それが「最も美しい理論」「不確かな世界」と説明されたりする。
すごく人間的な言葉で語られることにワクワクしているところです。
「冬至 冬中 冬始め」 物理と人間の営みの融合。これにもワクワクします。
定点観測のシダレヤナギ。今の状況です。落葉が大分進み「冬中」あたりか。
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